大英博物館は、1759年に世界で初めて一般公開を開始した国立博物館だ。医師で収集家のハンス・スローンが自身のコレクションを国に遺贈したことを機に、議会の法令によって1753年に設立されたこの博物館は、当初から7万1000点もの収蔵品を擁していた。スローンの「珍品コレクション」として始まった大英博物館だが、その規模やコレクションの範囲、名声は、以後266年間で大きく拡大した。最近コレクションディレクターに就任したゼレクシス・マズダが管理する収蔵品は、約800万点にものぼる。このギャラリーでは、そのなかでも絶対に見逃せない10点を紹介しよう。

縄文時代の調理用土器(紀元前5000年頃)|Photo: British Museum

ウル王朝のゲーム(紀元前2600年頃)|Photo: British Museum

ラムセス2世の胸像(紀元前1292~1189年)|Photo: British Museum

アッシリアのアッシュル・ナツィルパル2世の北西宮殿から出土した人頭有翼獅子像(紀元前883~859年)|Photo: British Museum

世界地図と洪水についての記述がある粘土板(紀元前700~500年)|Photo: British Museum

パルテノン神殿の大理石彫刻(紀元前447~432年)|Photo: British Museum

ロゼッタストーン(紀元前196年)|Photo: British Museum

リンドウ・マン(紀元前2年~西暦119年)|Photo: British Museum

サットン・フーのヘルメット(6世紀前半)|Photo: British Museum

スローン・アストロラーベ(1290〜1300年)|Photo: British Museum










