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アートと観光

Speaker / 山本豊津(東京画廊+BTAP代表取締役社長)

再生時間:1時間10分
収録日:2022年6月27日

Overview

葛飾北斎の《富嶽三十六景》《諸国滝廻り》や歌川広重の《東海道五十三次》《名所江戸百景》に描かれた美しい風景は、江戸の人々の「観光」への憧憬を掻き立てた──東京画廊の代表、山本豊津さんは、江戸時代に庶民階級にも浸透した浮世絵の風景画(名所絵)が現代の広告やSNSの役割を果たしたと語ります。翻って現代の日本。観光立国を標榜する日本の観光資源として欠かすことができないのは、自然(里山の文化)と歴史であり、そこにも日本人が時代を超えて「生活のコンテクスト」として育み、受け継いできた「アート」があることにも言及。ルーブル、ウフィッツィ、テートなどなど世界の著名美術館に多くの観光客がつめかける中、日本の美術館・博物館は日本観光の目玉になり得るのか、観光のインフラは整備されているのか、といった喫緊のトピックから、山本さんが東京画廊のコレクターのために企画した韓国、中国でのツアーの中身まで、アートと観光についての話題満載です。

2022年6月 東京画廊+BTAP 瀧本光圀個展「相から相」にて収録。

豊福知徳に師事し、伝統技法を守りながら45年にわたり一貫して木彫の作品を制作する一方で、仏像修復の専門家としても活動する彫刻家、瀧本光圀。2016年に東京画廊で開催した個展に次ぐ第二回目の「彫相」シリーズとなる本展では、絵画上の人物や動物に、自由でおおらかな空間表現という新たな息吹を吹き込む。

https://www.tokyo-gallery.com

Speaker

  • 山本豊津(やまもと・ほづ) 東京画廊 代表取締役社長

    1948年東京生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築家卒業後、衆議院議員村山達雄氏の秘書を経て東京画廊に参画、 2000年より代表を務める。2014年よりアート・バーゼル(香港)、2015年よりアート・バーゼル(スイス)、2022年はフリーズ・ソウル(韓国)へ出展。アートフェア東京のコミッティーや都市計画のコンサルティングを務める傍ら、日本の古典的表現の発掘・再発見や銀座の街づくり等 多くのプロジェクトを手がける。 若手作家の育成や大学・セミナーなどの講演等、 アート活性にかかわる幅広い領域で活動している。日本現代美術商協会(CADAN)理事。
    https://www.tokyo-gallery.com

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Chapter

1.日本人の観光の歴史
2.世界の観光立国
3.現代の観光に必要な資産の活用とは
4.日本の資産は「自然(里山文化)」と「歴史」
5.日本のアートコレクションを観光に活用する

  • 再生時間:1時間10分
  • 収録日:収録日:2022年6月27日
料金
500円(税込み)

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