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ARTnews JAPAN is a trademark of Art Media, LLC. © 2022 Art Media, LLC. All rights reserved. Published under license from Art Media, LLC, a subsidiary of Penske Media Corporation.

Photo: Metropolitan Museum of Art
CULTURE GALLERY 2026.08.06
メトロポリタン美術館で必見の名作100選──古代文明・古代美術
TEXT BY ALEX GREENBERGER
世界最高峰の美術館の1つであるニューヨークのメトロポリタン美術館(MET)には、5000年以上におよぶ人類の創造の歴史を物語る150万点余りの美術品が所蔵されている。本企画では、その膨大なコレクションの中から、US版ARTnewsが厳選した必見の100点を紹介する。 ここでは観光客にも常連にも人気の高いデンドゥール神殿が鎮座するエジプト美術部門からギリシャ・ローマ美術部門、古代西アジア美術部門、アフリカ、オセアニア、古代アメリカ大陸の宝物が並ぶ改装されたばかりのロックフェラー・ウィングから22の美術品をピックアップした。 Photos: Metropolitan Museum of Art
Photo: Metropolitan Museum of Art

1. ペルネブのマスタバ墓(紀元前2381-2323年頃)
数多くの逸品が並ぶエジプト美術部門を訪れる人の多くは、デンドゥール神殿を見るため、この墓の横を足早に通り過ぎてしまう。これは、司祭・王子の遺体が安置されていたペルネブという名の墳墓で、解体された状態で美術館に運び込まれた。鑑賞者は、マスタバと呼ばれる長方形の墓の一部だったこの建造物の中に入り、復元されたセルダブ(彫像安置室)を見ることができる。内部に残されているのは、古代エジプト人が命の源として崇拝していた太陽神ラーとペルネブとの結びつきを表す彩色レリーフだ。エジプト第5王朝時代に作られたこのマスタバの側に立っていたオベリスクは現存しないが、それでもこの墓には厳かな雰囲気が漂っている。展示場所:エジプト美術ギャラリー

Photo: Metropolitan Museum of Art

2. 「ウィリアム」の愛称を持つカバの像(紀元前1961-1878年頃)
現代人の目には愛らしく映る青いカバの像。あまりのかわいさに、METのギフトショップではこの彫刻を模したぬいぐるみが売られているほどだ。しかし古代エジプトの人々にとって、カバは荒々しく制御不能な自然の力を象徴するものだった。財務官だったセンビ2世の墓にこの彫刻が副葬品として収められていたのは、そんな野生動物を飼いならしたいという思いからだったかもしれない。青い釉がかけられ、蓮の花が描かれたファイアンス陶器のこのカバは、4000年以上もの時を経てもその美しさを保ち、古代エジプト美術部門のみならず、MET全体の目玉の1つとなっている。ちなみに、多くの来館者に親しまれている「ウィリアム」という愛称は、イギリスのユーモア雑誌が1930年代に付けたものだ。展示場所:エジプト美術ギャラリー

Photo: Metropolitan Museum of Art

3. ハトシェプスト女王座像(紀元前1479-1458年)
夫のトトメス2世が早逝したのち、女性ファラオとしてエジプトを治めたハトシェプストは、当時の性別による役割分担に甘んじなかった姿勢ゆえに、今なお人々を魅了し続けている(METマニアなら、彼女をテーマにした2005年の大規模展を記憶していることだろう)。ハトシェプスト像の多くは男性のような姿をしており、彼女が型破りな女性だったというイメージをさらに強めている。かつては青く彩色されていたこの石灰岩の彫像はその中では異例で、明らかに女性とわかる乳房がある姿で表現されている。キルトのような衣をまとって座るハトシェプストは、足元に供物を捧げに来る人を待っているかのようだ。展示場所:エジプト美術ギャラリー

Photo: Metropolitan Museum of Art

4. 女王の顔の断片(紀元前1390-1336年頃)
METの収蔵品の中でも、3400年前にさかのぼるこの女性の顔の断片ほど謎に満ち、かつ美しい作品はめずらしい。碧玉に彫られたこの像のモデルはいったい誰なのか(ネフェルティティ女王だろうか?)、今となっては知る術はなく、この頭部がついていた身体も失われてしまった。そうした状況はさておき、何か思うところがあるように固く結ばれた彼女の唇は、今も見る者の好奇心を掻き立てる。残されたこの部分だけで十分な存在感を放つこの断片は、過去の謎は解き明かさない方が良い場合もあることを示している。展示場所:エジプト美術ギャラリー

Photo: Metropolitan Museum of Art

5. デンドゥール神殿(紀元前10年頃)
METでたった1つの展示品しか見られないとしたら、おそらく大半の人が噴水や彫刻、レリーフなどで彩られた古代エジプトのデンドゥール神殿を選ぶだろう。広々とした専用の展示室に復元されたこの砂岩の神殿はローマ時代に建設され、死者をあの世へ導くと考えられていた女神イシスに捧げられた。この神殿には蓮の花のレリーフや様々な象形文字に加え、当時エジプトを支配していたローマ皇帝アウグストゥスの像も彫られている。デンドゥール神殿は、危機に瀕していたエジプトの古代遺物を救うためのユネスコの基金に1600万ドル(2025年12月1日の為替レートで約25億円、以下同)を拠出したアメリカへの返礼として、1965年にエジプトからアメリカに寄贈された。その後、復元された神殿は、1978年に初めて公開されている。おそらくMETほどの規模を誇る施設でなければ、このような神殿を受け入れることは困難で、後世のために保管し続けることは不可能だっただろう。

Photo: Metropolitan Museum of Art

6. エウティケスのミイラ肖像画(100-150年)
古代エジプト美術部門に展示されているこの肖像画は、その枠を超えた豊かな異文化交流の証でもある。エジプトがローマの支配下にあった時代に制作されたこの絵は、明らかにローマ様式で描かれているからだ。一方、この絵はミイラの顔の部分に置くために作られたものだが、ローマ人がそうした用途でこの手の絵を使うことはなかった。熱した蜜蝋に顔料を混ぜて描くエンカウスティーク技法で制作されたこの作品は、現存する1000点ほどのミイラ肖像画の1つで、その多くがエジプトのファイユーム盆地で発見されたことから「ファイユームの肖像画」と呼ばれている。展示場所:エジプト美術ギャラリー

7. ハープ奏者座像(紀元前2800-2700年)
数千年前、エーゲ海に浮かぶキクラデス諸島の人々は、簡略化された人物像で新たな芸術表現の方向性を示した。椅子に座った人物がキタラと呼ばれる竪琴のような楽器を弾いている様子を表したこの彫刻は、細かく表現されている部分もあるが(ていねいに彫り込まれている足の指など)、全体としては高度に様式化されており、奏者の肩とキタラが一体化しているように見える。大理石の滑らかさ、そして角張った部分と曲線的な部分を織り交ぜた優美なミニマリズムは、写実表現へと徐々に移行していった後のギリシャの芸術家たち、そしてキクラデス美術のシンプルな美に影響を受けた近現代の芸術家たちに少なからぬ影響を与えている。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー

8. タコが描かれ、あぶみ型の取っ手が付いたテラコッタの壺(紀元前1200-1100年頃)
ギリシャ・ローマ美術セクションの目玉は彫刻で、良好な保存状態の男性像や女性像、そして子どもの像には確かに見応えがある。それに加え、見逃せないのが独特の魅力を持つガラスケース内の陶器で、その一例がミケーネ文明の最盛期に作られたこのテラコッタ壺だ。おそらく液体を運ぶための容器として使われていたこの壺は、現在では美術館に展示され、脚を広げた姿で描かれた様式化されたタコと、その周りで泳ぐ魚たちが我われの目を楽しませてくれる。こうした古代の器のミニマルな表現は、数千年の時を経て、過去に学ぼうとした近代のアーティストたちに多大なインスピレーションを与えた。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー

9. ベールと面で覆われた踊り子の小像(紀元前3世紀-2世紀)
この像はサイズこそ小さいが、それを補う美しさがある。高さはわずか約21.6センチメートルで、古代ギリシャの彫刻家たちがそれまでになかった写実表現を追求したヘレニズム時代に作られたものだ。見たままに表現しようとした作者の情熱がよく表れているのが、神秘的な踊り子がまとっている薄い衣のドレープで、動きを感じさせる片足にかかった布地の下から履き物の形が透けて見える。また、所々で波打つような襞をつくったり、ピンと張ったりした布の表現は、今も臨場感にあふれている。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー

10. ボスコレアーレのP・ファニウス・シニストルの別荘の寝室(紀元前50-40年頃)
イタリア南部の町ボスコレアーレでは、西暦79年に起きたヴェスヴィオ火山の噴火で灰の下に埋もれた古代ローマの壁画が数多く保存されていた。METで復元されたこの部屋の壁画もその1つで、みずみずしい果実や列をなす柱、ひびが入った赤茶色の壁、岩だらけの丘、堂々とした彫像が、驚くほどリアルかつ緻密に描かれている。この壁画の前に立つと、あたかも窓から外の世界を眺めているかのような気分になるが、ローマ時代にこのような眺めを楽しめたのは富裕層だけで、この寝室も貴族の豪奢な別荘の一部だった。幸いなことに、今はMETの入館料を支払うだけで華麗な壁画を見ることができる。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー

大理石の老女像(14-68年頃)

11. 大理石の老女像(14-68年頃)
古代ローマ時代に作られたこの老女像は、リアルな人体表現のための革新的な技法が生まれたヘレニズム時代にギリシャで作られた彫刻の複製だ。ゆったりとした衣の襞が細かく刻まれているが、この装飾的な表現はヘレニズム様式に典型的なもので、歩を進める動きで老いてたるんだ肌の皺が揺れるさまに呼応しているように思える。ツタを編んだ頭飾りから、この像はワインの神ディオニュソスを称える宴に向かっている様子を表しているのではないかと考えられている。この作品の元になったギリシャの彫刻は、ディオニュソスの神殿を飾っていたのかもしれない。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー

古代西アジア美術部門
12. グデア座像(紀元前2090年頃)

このずんぐりした石像は高さ約46cmという小ぶりなサイズだが、威厳に満ちた表情は、新シュメール時代の職人の優れた技量を物語っている。アッカド帝国の滅亡後、現在のイラクにあるラガシュを立派な神殿が立ち並ぶ豊かな都市国家へと発展させた統治者グデアの像で、当時は彫るのが困難とされた閃緑岩という硬い石でできている。数多くの神殿を建立したグデアの力を称えるシュメール語の銘文が刻まれており、冷徹な眼差し、胸を張った姿勢、しっかりと組み合わされた両手は、4000年以上の時を経た今も彼の厳格さと権力を示している。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー ※現在は展示なし

13. 人頭有翼獅子像/ラマッス(紀元前883-859年頃)
西アジアとキプロスの古代美術が展示されているセクションは、現在改修中のため残念ながら見ることができないが、この部門の目玉はラマッスと呼ばれる翼のある雄牛で、数多くの傑作が並ぶMETの中でも、最も迫力のある作品の1つとされる。ジョン・D・ロックフェラーの寄贈で収蔵されることになったラマッス像は、もともとアッシリア帝国(現在のイラク北部を中心としてイランやエジプトの一部を含む)の王だったアッシュルナツィルパル2世の宮殿を守る巨大な泥煉瓦の壁の一部として、もう1体のラマッス像と共に立っていた。8トンもの重量があるこの石灰岩彫刻は単独でも大きな存在感を放っているが、その一因はその奇妙さにある。特に注目すべきは、地上を歩き回るほとんどの動物のように4本脚ではなく、5本の脚で立っている点だ。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー ※現在は展示なし

マイケル・C・ロックフェラー・ウィング(アフリカ、古代アメリカ、オセアニア)
14. 兜を被った中空の座像(紀元前1200-800年)

この幼児像は「オルメカの赤ん坊」として知られ、数多く発見されているものの1つだ。何のために作られたのかは分かっておらず、研究者の推測によると子供の死を悼むために作られたか、成人を幼い姿で表現したものではないかという。いずれにせよ、性別のないこの幼児像は、オルメカ文明の人々が赤ん坊を自然界と密接に結びついた重要な存在と見なしていたことを物語っている。現在のメキシコ・プエブラ州にあるラス・ボカス遺跡で発見されたこの陶器は、白い液状粘土で仕上げられ、ところどころ赤く彩色されている。ふくよかな腹部のたるみは、現代人が見ても驚くほどリアルに表現されている。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー

15. チュニック(650-1000年)
METは2025年に、アメリカ・アフリカ・オセアニアの古代美術を展示するマイケル・C・ロックフェラー・ウィングをリニューアルオープンさせた。展示替えの際に焦点となったのが織物で、特にワリ文明のこのチュニックは隠れた傑作として注目された。今日のペルーに住んでいたワリの人々が作ったチュニックには、原形が分からないほど抽象化された動物が描かれたものがあり、その多くでモチーフがグリッド状に規則正しく配置されている。それに対し、このチュニックではジグザグや円、ハッシュマークのような模様がランダムに並び、自由奔放な印象を与えるのが特徴だ。古い時代の展示物に囲まれていなければ、現代アート作品と思うかもしれない。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー

16. 王の頭部(16世紀)
現在のナイジェリア南部にあったベニン王国。そこを統治したオバ(王)の肖像のように見えるこのブロンズ彫刻の頭部(Ùhúnmwèlaò)は、特定の人物の姿を正確に表そうとしたものではないが、権威と威厳に溢れた表情が印象的だ。ベニンで作られた頭像は特に貴重とされたため、多くの展示施設が盛んに収集を行った。しかし、昨今では本国への返還が活発化している。この頭部は、1897年にベニンで略奪を行ったイギリス軍が持ち去った「ベニン・ブロンズ」と呼ばれる文化財の1つで、METは所蔵するベニン・ブロンズのごく一部を返還したが、この頭部はまだニューヨークにある。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー

17. イディア皇太后のペンダント・マスク(16世紀)
ロックフェラー・ウィングを象徴する作品の1つであるこのペンダント・マスクは、16世紀にベニン王国を統治していたエシギエ王の母、イディアを表したものではないかと考えられている。エシギエは、象牙でできたこの像を身につけていた可能性もある。顔の下には珊瑚を彫って作った装飾があるが、METの解説文によれば、ここに並ぶ髭を生やした男たちは、ベニン王国と交易をしていたポルトガルの商人たちだという(頭頂部には干潟に住む魚がティアラのように並んでいる)。このペンダント・マスクは、「ベニン・ブロンズ」として知られる一群の文化財と共に1897年にイギリス軍によって略奪されたものだ。METは最近。所蔵するベニン・ブロンズの一部を返還する意向を示しており、これまで数点をナイジェリアに返還している。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー

18. ワンキルミアンまたはワケミアの饗宴用スプーン(19世紀-20世紀中頃)
このスプーンは、西アフリカのリベリアやコートジボワールなどに住むダン族が、宴で使用していたと考えられている。人間の脚の形をした取っ手のあるこのスプーンは女性の姿を表し、食べ物をすくう部分が頭部になっている。ダン族のスプーンに見られる抽象化された人体表現には、アルベルト・ジャコメッティからシモーヌ・リーに至るまで、過去1世紀にわたって数多くの彫刻家が関心を寄せてきた。リーは2022年のヴェネチア・ビエンナーレのアメリカ館で、こうした器具を連想させる彫刻を出品している。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー

19. マンガアカの像(1880-1900年頃)
この精霊像は、中央アフリカのコンゴに住むコンゴ族が制作した「ンキシ・ンコンディ」として知られる小像の一種で、しばしば釘のような金属片が打ち込まれている。悪霊を退ける目的で制作されたンキシ・ンコンディは神話的な力を宿し、持ち主を守ると信じられていた。ロックフェラー・ウィングの見どころの1つであるこの像の中心には大きな穴がある。METの解説によると、かつてここには薬効のあるものが詰められていた可能性があるという。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー

20. ヨルバ族のビーズの王冠(19世紀末-20世紀初頭)
2025年にリニューアルされたロックフェラー・ウィングで特に嬉しいのが、新たに光が当てられたヨルバ族のビーズ工芸の展示で、見事な抽象模様や魅惑的な顔が色とりどりのガラスビーズで表現されている。このビーズの王冠(Adéńlá)には、飛び出た目を持ち、微笑みを浮かべた顔が並んでおり、青い顔の頬の部分を彩る赤い帯状の模様は、現代のナイジェリアに住むヨルバ族独自の造形感覚「ojú-ọnà」を表しているという。今日では、これほど美しい工芸品を身につけることは想像し難いが、かつてこの冠はヨルバ族の指導者の頭上に置かれ、中には司祭から供された薬草が収められていた。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー

21. 航海図(19世紀-20世紀初頭)
ミニマリズムの先駆けのように見えるこの作品は、太平洋を航海していたマーシャル諸島の人々が使っていた航海図(Rebbilib)だ。この地図の読み方はよく分かっていないが、中央の格子状の部分(椰子の葉の主脈を細い繊維で結び合わせたもの)が潮の満ち引きを示し、外に向かって突き出た四隅が島々の位置を示していたのではないかと言われている。また、この地図は教育の道具として使われていた可能性もある。しかし、ほとんどの現代人にとっては解読不能で、それゆえますます魅力的に感じられる。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー

22. 人形の頭飾り(19世紀末-20世紀初頭)
にわかには信じ難いが、高さ約4.6メートルもあるこの人形はハレイガ(hareiga)と呼ばれ、頭に装着するために作られたものだ。パプアニューギニアのバイニン族(Chachet Baining)が収穫祭の踊りの際に着用していたこの種の頭飾りは、比較的軽い素材である樹皮で作られていることが多い。現在こうした頭飾りは使用されておらず、それが作られた正確な目的は分かっていないが、この作品は今も来館者をロックフェラー・ウィングに引き寄せている。これまではずっと、人々を見下ろすようにそびえ立っていたが、光による劣化を防ぐために最近ガラスケースに収められた。展示場所:ギリシャ・ローマ美術ギャラリー

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