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パリ中心部のセーヌ左岸にあるオルセー美術館。Photo Sandrine Marty/Hans Lucas/AFP via Getty Images
CULTURE GALLERY 2025.08.04
オルセー美術館の傑作25選──ルノワール、セザンヌ、モネ、クールベ、マネ、ドガ etc.
TEXT BY SARAH BELMONT
印象派の著名作品を数多く所蔵することで知られるオルセー美術館は、パリの美術館の中でも一二を争う人気を誇る。絵画や彫刻、デッサンから美術工芸品、写真まで、19世紀の作品を中心とする豊富なコレクションの中から、必見の傑作を25点厳選して紹介しよう。ただし、全てが常時展示されているわけではなく、作品の展示場所も変わる可能性がある点にはご注意を。展示中の作品は公式サイトから確認しよう。

オノレ・ドーミエ「Les célébrités du Juste Milieu(ジュスト・ミリューのセレブたち)」シリーズより《Charles Philipon(シャルル・フィリポン)》(1832)|「Les célébrités du Juste Milieu(「何事もほどほど」のセレブたち)」は、粘土に色を塗った胸像の作品群。0階、第4展示室【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

オーギュスト・クレサンジェ《蛇に噛まれた女》(1847)|理想化された人物の顔と写実的な曲線、装飾的な台座によって、この作品は彫刻における折衷主義の代表例とされている。0階、彫刻ホール【詳細はこちら】Photo: Copyright © RMN-Grand Palais (Musée d’Orsay) / Adrien Didierjean

ギュスターヴ・クールベ《オルナンの埋葬》(1849-50)|1849年の夏、クールベは、故郷オルナンでの葬儀を題材とした初の大作に着手した。横長のキャンバスを用いているのは17世紀のオランダ肖像画の影響を、全体に黒が多用されているのは、スペイン美術の巨匠の影響を感じさせる。0階、第7展示室【詳細はこちら】Photo: Copyright © RMN-Grand Palais (Musée d'Orsay) / RMN

ジャン=フランソワ・ミレー《晩鐘》(1857-1859)|《晩鐘》には、鐘の音を合図にジャガイモ掘りの手を止め、農具を下に置いて「お告げの祈り」を唱える男女が描かれている。この場面のルーツは、ミレーの子ども時代の思い出にある。0階、第4展示室【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

アレクサンドル・カバネル《ヴィーナスの誕生》(1863)|キューピッドたちを従えたローマ神話の愛の女神が水上に姿を現す《ヴィーナスの誕生》は、他の多くの神話と同様、裸体の女性を刺激的なポーズで描くための口実として19世紀の画家がたびたび用いたテーマだ。現在非展示【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

ジャン=バティスト・カルポー《ダンス》(1868)|メナード(バッカスの巫女)たちの奔放な踊りの中心にいる人物を制作するため、カルポーは雇っていた大工の身体と、ヘレーネ・フォン・ラコヴィツァ王女の微笑む表情をモデルにしたと言われている。0階、彫刻ホール【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

ジェームズ・マクニール・ホイッスラー《灰色と黒のアレンジメント第1番 画家の母の肖像》(1871)|この作品は、《画家の母の肖像》という題名でも知られ、黒いロングドレスに身を包んだ画家の母が、ロンドンのアトリエで左横向きに座った姿を描いている。0階、ギャラリーセーヌ【作品の詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt【詳細はこちら】

ベルト・モリゾ《ゆりかご》(1872)|ベルト・モリゾ(1841-1895)の《ゆりかご》は、姉のエドマが産まれたばかりの赤ん坊ブランシュを見守る様子を情感豊かに描いた作品。5階、第31展示室【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

エドゥアール・マネ《スミレの花束をつけたベルト・モリゾ》(1872)|マネは、普仏戦争からパリ・コミューンまで国民衛兵として従軍したため、制作活動から遠ざかっていた。1871年に仕事を再開すると、かつてのモデルたちが再び集まってきたが、その中には画家のベルト・モリゾもいた。0階、第14展示室【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

ギュスターヴ・カイユボット《床削り》(1875)|カイユボットは、サロンの重鎮、レオン・ボナの画塾で絵を学んだ。その技量は、伝統的な遠近法を用い、ギリシャの彫像のようにも見える労働者の作業風景を描いた《床削り》にもいかんなく発揮されている。現在非展示【詳細はこちら】Photo: ©RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Franck Raux

ピエール=オーギュスト・ルノワール《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》(1876)|絵の中に登場している美術評論家のジョルジュ・リヴィエールは、この作品を「歴史の1ページであり、パリの生活をありのままに捉えた貴重な記録だ」と称えている。5階、第30展示室【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

クロード・モネ《サン=ラザール駅》(1877)|1877年にモネは、それまで6年を過ごし、田園風景を多く描いたアルジャントゥイユを離れ、一時的にパリに出た。それは、当時の先進技術と近代性を象徴するサン=ラザール駅を新たな絵の主題とするためだった。現在非展示【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

エドガー・ドガ《14歳の小さな踊り子》(1921-1931に鋳造されたレプリカ)|ドガが亡き後、アトリエから150点もの蝋と粘土の彫刻が発見された。その中で唯一、公の場で発表されたことがあったのが、1881年の第6回印象派展に出品されたこの作品だ。現在非展示【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

オーギュスト・ロダン《地獄の門》(1880-1917)|1880年、フランス政府はロダンに新しい装飾美術館の扉のデザインを依頼。建設される予定だった美術館計画は頓挫し制作は中断していたが、創設が決まったロダン美術館のキュレーターに説得されて作品を完成させ、ブロンズで鋳造した。2階、ロダンテラス【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d'Orsay / Sophie Crépy

フィンセント・ファン・ゴッホ《星降る夜》(1888)|1888年2月、アルルにやってきたゴッホは、「夜の効果」に着目するようになる。同年4月、弟のテオに宛てた手紙に「糸杉のある星空、あるいは熟した麦畑の上に星空が必要だ」と書いた。5階、第36展示室【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

ポール・セリュジエ《タリスマン(護符)》(1888)|セリュジエが、後にナビ派となる仲間たちに見せたこの作品は、絵画は色を平面上に配置したものと考える彼らの運動の象徴となった。5階、ギャルリー・フランソワーズ・カシャン【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

フランソワ・ゴージ《Lili Grenier en kimono et à la coiffure fleurie, dans l'atelier d'Albert Grenier(アルベール・グルニエのアトリエにいる、髪に花を飾り着物を着たリリ・グルニエ)》(1888年頃)|絵画モデルで社交界の華として知られたノエミ・アメリー・サンス、別名リリ・グルニエ。現在非展示【詳細はこちら】 Photo: Copyright © Musée d’Orsay, dist. RMN-Grand Palais / Alexis Brandt

エドワード・バーン=ジョーンズ《東方三博士の礼拝》(1904)|聖書に書かれた物語をテーマにしたこの作品は、バーン=ジョーンズが初めてデザインしたタペストリーで、1886年にオックスフォード大学エクセター・カレッジから委託を受けて制作された。現在非展示【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

ポール・ゴーギャン《黄色いキリストのある自画像》(1890-1891)|ゴーギャンがこの作品を描いたのは、最初のタヒチ滞在の直前のことだった。5階、ギャルリー・フランソワーズ・カシャン【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, dist. GrandPalaisRmn / Patrice Schmidt

ポール・セザンヌ《カード遊びをする人々》(1890-1895)|1890年代にセザンヌは、カラヴァッジョやル・ナン兄弟も描いているカードで遊ぶ人々を作品のテーマとして取り組んだ。現在非展示【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

オディロン・ルドン《黄色い背景の木々》(1901)|フランス象徴主義の画家ルドンは、彼の熱心なパトロンの1人だったロベール・ド・ドムシー男爵が所有する城のためにこの作品を制作した。5階、ギャルリー・フランソワーズ・カシャン【詳細はこちら】Photo: Copyright © RMN-Grand Palais (Musée d’Orsay) / Hervé Lewandowski

カミーユ・クローデル《分別盛り》(1902年頃)|老いた女性に連れ去られていく男性。その背後には、直前まで男性の手を握っていたかのように見える若い女性が、追いすがるようにひざまずいている。この彫刻は、老いの寓意と解釈することもできそうだ。現在非展示【詳細はこちら】
Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

アンドレ・ドラン《チャリング・クロス橋》(1906年頃)|1905年のサロン・ドートンヌで、ドランの作品は同時代の作家であるマティスなどと同じ展示室に展示された。このとき、アルベール・マルケの彫刻を見た評論家が 「ドナテッロが野獣に囲まれている!」と叫んだと言われている。2階、第67展示室【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt

アンリ・ルソー《蛇使いの女》(1907)|遅咲きの画家で、ほとんど旅をしたことのないルソーがジャングルの情景を描いたのは、パリの自然史博物館や植物園でのことだったという。現在非展示【詳細はこちら】Photo: Copyright © RMN-Grand Palais (Musée d’Orsay) / Hervé Lewandowski

フランソワ・ポンポン《シロクマ》(1923-1933)|そのなめらかさが見る者の目を奪うポンポンの作品。さまざまな彫刻家の工房で働いた彼は、そこで積んだ経験をもとに、すべすべとして丸みを帯びた独自の彫刻を確立した。2階、彫刻テラス【詳細はこちら】Photo: Copyright © Musée d’Orsay, dist. RMN-Grand Palais / DR

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