アートフェア東京株式会社が主催するアートフェア東京は、1992年にパシフィコ横浜で始まった国際的なアートフェア「Nippon International Contemporary Art Fair （NICAF）」を前身に持つ。2005年からは「アートフェア東京」として毎年春に東京国際フォーラムで開催されている、日本で最も歴史があり大規模なアートフェアである。大きな特徴は、古美術から現代アートまで幅広いジャンルの作品が集まること。展示はメインの「Galleries」のほか、「Crossing」、「Projects」の3つのセクションに分けて行われる。

同フェアは、日本国内外からのギャラリーが一堂に会することで、国際的なアート市場と日本のアートシーンを結びつける重要な役割を担っている。例年、約80〜100のギャラリーが参加し、約6万人がこのフェアを訪れる。同フェアは2012年から会場を拡張し、多様な視点からのアートを紹介することで、日本のアートマーケットの発展に貢献しているといえる。