50周年を迎えたZARA、世界を代表する建築家・写真家など50人とコラボ！ 10月6日より世界同時発売

今年創業50周年を迎えたZARAが壮大な記念プロジェクトを発表した。世界を代表する50人のアーティスト、写真家、建築家、デザイナーらとコラボレーションした特別コレクションを、10月6日より世界同時発売する。

コラボレーターは、ファッションの領域を越えて現代の文化芸術界を牽引してきた錚々たる面々。写真家ではアニー・リーボヴィッツ、ニック・ナイト、スティーブン・マイゼル、デイヴィッド・ベイリーらが参加し、建築界からはノーマン・フォスターやデイヴィッド・チッパーフィールドなどの巨匠が名を連ねる。アート界からは、カイカイキキに所属するアーティストで現在世界を席巻中の「ラブブ」の生みの親としても知られるカシン・ローン、スターリング・ルビー、エス・デブリン、さらに、映画監督のペドロ・アルモドバルにルカ・グァダニーノ、デザイナーのマーク・ニューソンやピエールパオロ・ピッチョーリ、スーパーモデルのケイト・モスやナオミ・キャンベルまで、多様な分野を代表するクリエイターたちが集結した。

特別コレクションの各アイテムには、コラボレーターそれぞれの創造性が反映されている。ベイリーは自身の感性で再解釈したアビエータージャケットを制作し、ペットキャリーバッグにはマイゼルのスタイリッシュな美意識が投影された。パット・マクグラスはメイクアップバッグを、ニューソンはガラスタンブラーを発表するなど、アイテムのジャンルも衣服から家具、アクセサリーに至るまで幅広い。いずれもコレクターズピースとして高い強度を持つものばかりだ。

さらに本プロジェクトはチャリティ企画でもある。売上は環境保護と女性リーダーシップを推進する非営利団体「Women's Earth Alliance」へ全額寄付され、さらにアーティストが選んだ50の慈善団体にも支援が行われる予定だ。

また、パリ・ファッションウィーク期間中には特別ポップアップ「ZARA 50th Anniversary Creative Gathering」が開催される。元コレットのサラ・アンデルマンがキュレーションを手がけ、ファッションショーのBGMを多く手掛けるミシェル・ゴーベールがサウンドトラックを手掛けるなど、ZARAの新しい文化的実験の場となる。

1975年5月にスペインで創業されたZARAは、ファストファッションの代表格として世界を席巻してきたが、50周年を彩る今回のコラボレーションは、ファッションを超えてアート、写真、建築を横断する壮大なプロジェクト。さらなる未来を見据えた新章の幕開けと言えるだろう。

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