CULTURE NEWS 2024.12.27 年末年始に見たいアートイベントTOP10: マーク・マンダースに李禹煥、巳年にちなんだ作品や新年企画も! TEXT BY AYA KUDO MARIKA NAKAMURA 毎週末におすすめの展覧会を紹介するこの連載は、年末年始の合併号でお届けする。来年の干支、巳(へび)のパワーをもらえそうな博物館展や、家族みんなで楽しめる「色彩」にフォーカスした大規模展など、2025年、素敵な「アート始め」を楽しめる展覧会をラインナップした。中には年末年始期間に閉廊・閉館している施設があるため基本情報を確認してほしい。 カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ(ポーラ美術館)より、小泉智貴(Tomo Koizumi) Ulla von Brandenburg, Singspiel (2009).© Ulla von Brandenburg Photo: Katsura Muramatsu Photo: Katsura Muramatsu Photo: Katsura Muramatsu evala《Sprout “fizz”》 2024年 Photo: Yutaro Yamaguchi 写真提供:SbYE evala《Embryo》 2024年 Photo: Yutaro Yamaguchi 写真提供:SbYE 《大きな耳をもったキツネ》2013-14年 撮影:木奥恵三 ジャン・フォートリエ、ルーチョ・フォンタナ、ジャン=ポール・リオペル、 ヘレン・フランケンサーラー ※初公開作品 ジャン=ポール・リオペル《果肉》1950年(右から二番目) 川人綾 山本太郎《羽衣バルーン》2014年 作家蔵 杉本博司「Opticks」シリーズ © Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi 全10 点を前期・後期に分けて展示。 前期:2024年12月14日(土)~2025年2月26日(水) 後期:2025年2月27日(木)~5月18日(日) 草間彌生《無限の鏡の間-求道の輝く宇宙の永遠の無限の光》2020年 作家蔵 ©YAYOI KUSAMA Courtesy of Ota Fine Arts Mark Manders, Nightfall Scene, 2024 吉川静子《m433 宇宙の織りもの―光りつつ 3》1991–1993 年、吉川静子とヨゼフ・ミューラー・ブロックマン財団蔵、Copyright and courtesy of the Shizuko Yoshikawa andJosef Müller-Brockmann Foundation 吉川静子《m780 lebensplus16》2011/2012 年、吉川静子とヨゼフ・ミューラー・ブロックマン財団蔵、Copyright and courtesy of the Shizuko Yoshikawa and Josef Müller-Brockmann Foundation 《スイス自動車クラブ子供を守れ!》1953 年、サントリーポスターコレクション(大阪中之島美術館寄託)©Museum für GestaltungZurich, Switzerland 胆松に白蛇(だんまつにしろへび) 渓斎英泉筆 江戸時代・19世紀 重要文化財 十二神将立像(巳神)(じゅうにしんしょうりゅうぞう ししん) 京都・浄瑠璃寺伝来 鎌倉時代・13世紀 ナーガ上のブッダ坐像(なーがじょうのぶっだざぞう) タイ・ロッブリー出土 アンコール時代・12~13世紀 三木榮氏寄贈 記事を読む