東京で見るアフリカ現代美術の「いま」──豊田通商のアートアワード初代受賞者5人の作品展が開催
アフリカの現代美術を世界に発信する「THE TOYOTA TSUSHO CFAO African Art Award」の受賞者5人を紹介する展覧会が、東京の2会場で開催される。各地のアートシーンを担う作家の作品が集い、本人たちが創作の背景を語るトークも行われる。

豊田通商とグループ会社のCFAO SASは2025年夏、アフリカの現代美術を世界に発信する新たなアートアワード「THE TOYOTA TSUSHO CFAO African Art Award」を創設した。現地で活動するアーティストの継続的な支援と、国際的な活躍の機会拡大を目指す同アワードの第1回受賞者5人の作品を紹介する展覧会が、東京の2会場で開催される(space Unで10月23日から31日まで、銀座 蔦屋書店で10月30日から11月3日まで)。
第1回の最優秀賞を受賞したのは、ジンバブエのモファット・タカディワ(Moffat Takadiwa)。優秀賞にはコンゴ民主共和国のゴゼット・ルボンド(Gosette Lubondo)と南アフリカのウナティ・ムコント(Unathi Mkonto)、スポンサー賞にはボツワナのカトレゴ・C・L・トワラ(Katlego C.L. Twala)とエチオピアのティズタ・ベルハヌ(Tizta Berhanu)が選ばれた。

選考にあたっては、世界各地で活躍するキュレーターや評論家などの美術関係者35人が、アフリカ54カ国のアートシーンを代表する約100人のアーティストを推薦。その中から、カルティエ現代美術財団マネージングディレクターのクリス・デルコン、パレ・ド・トーキョー館長のギヨーム・デザンジュ、キュレーターの長谷川祐子、黒澤浩美らで構成される国際審査員が選出した受賞者5人が、2026年3月に発表された。受賞者には賞金のほか、世界3カ国で作品を展示する機会が設けられている。今年6月のトーゴでの展示に続き、10月には東京展、2027年4月にはフランスでの展示が予定されている。
東京展の開幕に合わせ、space Unでは10月23日17時からオープニングレセプションが開かれる。豊田通商の担当者とspace Unディレクターの中谷尚生が登壇し、本プロジェクトの背景やアフリカの現代美術をめぐる今後の展望について対談する。
また、10月31日15時30分からは、同会場に受賞アーティスト5人が集まり、それぞれの制作活動や作品に込めた思い、創作の背景を語る。キュレーターのキャサリン・ゴフォーと、国際審査員を務めた黒澤浩美も参加し、アフリカの現代美術を取り巻く環境や国際的な文化交流の可能性、次世代のアーティストの未来について意見を交わす。
第1回「THE TOYOTA TSUSHO CFAO African Art Award」 日本展示
会期:10月23日(金)〜10月31日(土)
場所:space Un(東京都港区南青山2-4-9 KLO南青山ビル1F)
時間:12:00〜19:00
休館日:なし
会期:10月30日(金)〜11月3日(火祝)
場所:銀座 蔦屋書店(東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX6F)
時間:10:30〜20:00
休館日:なし