ARTnewsJAPAN

ドレイクが復活させた現代アートの遊園地が「残念」。NYの「ルナルナ」体験レポート

ラッパーのドレイクが約150億円もの資金を投じ、1980年代のアート遊園地「ルナルナ」をよみがえらせた。キース・ヘリングやバスキア、ダリなど名だたる現代アーティストが参加して作られたこの遊園地の乗り物やアトラクションは、資金難などのために何十年も倉庫に眠っていたという。ニューヨークで開幕した「復活版ルナルナ」のレビューをお届けする。

ニューヨークのザ・シェッド(The Shed)で開催中の「Luna Luna: Forgotten Fantasy(ルナルナ:忘れられたファンタジー)」(1月5日まで)。Photo: ©Brian Ferry, Courtesy Luna Luna LLC
1987年にドイツ・ハンブルクのムーアヴァイデ公園で実施されたルナルナを空撮した写真。Photo: ©Sabina Sarnitz. Courtesy Luna Luna, LLC
キース・ヘリングとヘリングのデザインによるメリーゴーランド。Photo: © Keith Haring Foundation/Licensed By Artestar, New York. Photo ©Sabina Sarnitz. Courtesy Luna Luna, LLC
ポンシリ・クリアシオン(Poncilí Creación)《PonciliLand》(2024) Photo: ©Brian Ferry, Courtesy Luna Luna LLC