ロエベが初の大規模展を原宿で開催。スタジオジブリ、スナ・フジタ、四代田辺竹雲斎など豪華布陣
創業179年を誇るロエベの歴史を振り返る大規模展覧会が東京・原宿で開催される。ブランドとのコラボレーションでも知られるスタジオジブリや京都の陶芸ユニット、スナ・フジタのほか、ロエベクラフトプライズのファイナリストである四代田辺竹雲斎や石塚源太などの作品も展示される。

ロエベが同ブランド初となる大型展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」を、2025年3月29日から5月11日まで東京・原宿で開催する。展示空間を手がけるのは、ニューヨークのニューミュージアムや虎ノ門ヒルズ ステーションタワーを手がけた大手建築設計事務所OMA。
本展は、1846年にマドリードで創業されて以来、179年にわたるブランドの歴史とクラフツマンシップを紹介すると同時に、ロエベのファッションに対する前衛的なアプローチと、世代を超えて受け継がれるクラフトの文化に焦点を当てる。来場者は、スペインの風景と音を感じながら、パリのランウェイのフロントローを体験できるほか、没入型の展示空間では、同ブランドの近年のコレクションにインスピレーションを与えたスタジオジブリや京都の陶芸ユニット、スナ・フジタの創造世界を堪能することが可能だ。
日本はロエベが1973年にヨーロッパ圏外で初進出した国であり、以来50年以上にわたって豊かな文化的対話を続けてきた。こうした歴史的な関係と東京での開催を記念し、今回の展覧会では、日本国内外でのコラボレーションや文化プロジェクトを紹介する特別展示も。例えば、ロエベ財団が支援する京都の大西家による茶の湯釜のドキュメンタリー映像が上映されるほか、ロエベクラフトプライズのファイナリストである四代田辺竹雲斎と渡部萌、2019年の大賞受賞者である石塚源太、そしてミラノサローネでコラボレーションを行ったARKO、松本破風、米澤二郎らの作品が紹介される。
ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界
会期:2025年3月29日(土)- 5月11日(日)
会場:東京都渋谷区神宮前6-35-6
時間:9:00 - 20:00(最終入場 19:00)
入場:無料(予約制)
問い合わせ先:ロエベ ジャパン クライアントサービス Tel. 03-6215-6116
www.loewe.com