【読者限定招待イベント】評論家・山田五郎が登壇! リナ・バネルジーの作品に潜む移動の物語をひも解くトークセッションを開催
東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催中のリナ・バネルジー展「“You made me leave home...」に合わせ、ARTnews JAPANの読者限定イベントを5月20日(水)に開催。評論家・山田五郎を招き、移動や植民地主義といった視点から作品の背景をひもとく。

南アジア系ディアスポラのアーティスト、リナ・バネルジーの個展「“You made me leave home...」がエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催中だ。会場内には、絵画作品群が展示されているほか、ファウンドオブジェクトで作られた神秘的な女性像や幻想的な巨大インスタレーションが広がっている。
エスパス ルイ・ヴィトンの設立20周年と、フォンダシオン ルイ・ヴィトンによる「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの10周年という節目を記念して開催される本展では、インスタレーション、彫刻、絵画など、バネルジーが自ら選んだ19点が並ぶ。作品群は、人やモノのグローバルな移動と植民地主義のレガシーというテーマを軸に構成されている。なかでも核となるのが、フォンダシオンとしては初公開となる大型インスタレーション《In an unnatural storm a world fertile,…》(2008)だ。ジュール・ヴェルヌの小説『八十日間世界一周』から着想を得た本作は、世界を巡る旅がもたらす驚きと不安を併せ持つ感覚を可視化している。
山田五郎と読み解くリナ・バネルジーの作品世界
そんなバネルジーの作品が持つ重層的な意味を、植民地主義・移住・アイデンティティといったキーワードから多角的に掘り下げるトークイベント兼鑑賞会が、5月20日(水)にエスパス ルイ・ヴィトン東京にて開催される。ARTnews JAPAN読者限定のこのイベントに登壇するのは、西洋美術史への深い造詣と軽妙な語り口で、難解になりがちな美術の世界を多くの人々に開いてきた評論家・山田五郎だ。
『知識ゼロからの西洋絵画史入門』や『へんな西洋絵画』などの著作で知られる山田は、講談社で『Hot-Dog PRESS』編集長などを務めたのち独立。現在は美術評論家・編集者として活動するほか、『出没!アド街ック天国』への出演や、YouTubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」でも知られ、西洋美術を軸に幅広いテーマを軽妙に解説している。
当日は、トークセッションの前後に展覧会を鑑賞できる時間も用意されている。山田の解説を経て作品を見直すことで、同じ展示がどのように違って立ち現れるのかを体感できるはずだ。思考と鑑賞が往復するこの機会は、バネルジーの作品に潜む複層的な意味へと踏み込むための格好の入り口になるだろう。
スペシャルトーク付き鑑賞会 「山田五郎がひも解くリナ・バネルジーの『移動の物語』」
日時:5月20日(水)
時間:20:00〜21:30(19:30開場)
会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京(東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7F)
登壇者:山田五郎(評論家)、名古摩耶(ARTnews JAPAN 編集長)
※ トーク後にドリンクご提供あり
抽選のお申し込みはこちら(締め切りは5月11日 12:00)。

評論家。1958年12月5日、東京都生まれ。上智大学文学部卒業後、講談社に入社し、『Hot-Dog PRESS』編集長などを経て2004年に独立。美術・時計・街づくりに関する執筆・講演活動を続け、『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)はじめTV番組にも出演。美術を解説するYouTube『山田五郎 オトナの教養講座』はチャンネル登録者数78万人(2026年4月現在)。著書に『めちゃくちゃわかるよ!印象派』(ダイヤモンド社)、『闇の西洋絵画史』全10巻(創元社)、『機械式時計大全』(講談社)など。