創造と交流が育む「居場所」とは? エスパス ルイ・ヴィトン東京で「InSitu2」が開催中
東京、北京、ミュンヘン3都市を結ぶプロジェクト「InSitu2」が10月24日に開幕した。エスパス ルイ・ヴィトン東京では「居場所」をテーマに、伝統芸能から現代音楽、トークイベント、ワークショップまで、人々の交流を促す多彩なプログラムを通じて、その新たな可能性を探る。

エスパス ルイ・ヴィトン東京で、「InSitu2 – Ibasho(居場所)」プロジェクトが10月24日から開催されている(11月27日まで)。本プロジェクトは、東京、北京、ミュンヘンの3都市にあるエスパス ルイ・ヴィトンを結び、それぞれの地域に根差したアーティストやクリエイターによる活動を紹介するもの。しかもただ作品を「展示」するのではなく、パフォーマンスや参加型ワークショップ、トークなどを通じて、分野や地域を越えた文化的交流の可能性を探る試みだ。
2015年に始動した「InSitu」の第1回「IN SITU-1」では、パリ、東京、ミュンヘンの3都市が連携し、「地域性」をテーマに女性アーティストたちの活動に焦点を当てた。約11年ぶりの開催となる今回の「InSitu2」では、各都市のクリエイティブシーンを背景に、それぞれ独自のプログラムが展開される。
まるで身体が小さくなったよう! GROUPによる空間設計
表参道に位置するエスパス ルイ・ヴィトン東京(東京会場)のテーマは「Ibasho(居場所)」。居場所を単なる物理的な空間としてではなく、人々の行為や繰り返される所作、共有する時間、そこに蓄積される記憶によって絶えず変化するものとして捉える。
アーティストと観客、作品と空間の境界を横断しながら、「居場所」とは何かを問い直す機会を空間設計の視点から実現したのは、日本の若手建築家コレクティブ「GROUP」。アクティビティの企画者や制作パートナーと協働しながら、会期中にそこで行われる活動そのものが空間のあり方を形づくり、変化させ続けることを目指す。

会期中は、日本の伝統芸能や話芸、コンテンポラリーな音楽セッションなど、多様なパフォーマンスを実施。「居場所」を出発点にしたゲストによるトークイベントも開催されるほか、毎週日曜日には子ども向けのワークショップが予定されている。予約が必要なプログラムは全てすでに満席(キャンセル等により空きが出る場合も)だが、会場自体は入場無料で開放されている。通常の家具のスケールを変えることで日常とは異なる身体感覚を呼び起こすGROUPによる空間設計を体験したり、参加アーティストたちに影響を与えた書籍を紹介するライブラリーを楽しんだり、あるいはプログラム内容によっては鑑賞者として立ち会うことも可能だ。
詳細は、ルイ・ヴィトンのLINE公式アカウント内のミニアプリ「Espace LV Tokyo」から。
「InSitu2 – Ibasho(居場所)」
会期:2026年10月24日(土)〜11月27日(金)
会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京(東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7階)
開館時間:12:00〜20:00(11月3日、27日は17:00閉館。アクティビティにより変更の場合あり)
休館日:会期中無休
入場料:無料(一部アクティビティは要予約)



