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「絵を描くコンピュータ」から「ディープフェイク作品」まで、AIアートの歴史を知るための25作品

AIとアートというと、盗用や著作権侵害といった負の側面が取り上げられがちだ。しかし、AIの持つ可能性を探求し、新しい表現を開拓しようとしているアーティストも少なくない。US版ARTnewsでは最新デジタル特集号「AIとアートの世界」のために、1970年代から現在まで、このテクノロジーがアートに取り入られてきた流れを総覧。その中から25の作品を厳選して紹介する。

Photo: Daniela Hritcu for ARTnews
ハロルド・コーエン《無題(i23-3942)》(1973) プロッター・ドローイング、紙にインクと鉛筆
ノア・ウォードリップ=フルーイン、アダム・チャップマン、ブライオン・モス、デュアン・ホワイトハーストによる《The Impermanence Agent》のスクリーンショット(1998-2003)。Photo: Courtesy the artists
リン・ハーシュマン・リーソン《Agent Ruby》(1998-)、インタラクティブウェブサイト、コンピュータ、インスタレーションサイズ可変 Photo: ©Lynn Hershman Leeson/Courtesy the artist
ケン・ファインゴールド《If/Then》(2001)、シリコン、顔料、グラスファイバー、スチール、ソフトウェア、電子機器 Photo: Courtesy the artist
セシル・B・エヴァンス《AGNES》(2013–14) Photo: Courtesy the artist
ステファニー・ディンキンズ《Conversations with Bina48》(2014-) Photo: Courtesy the artist
ザック・ブラスとジェマイマ・ワイマン《im here to learn so :))))))》(2017)、4チャンネルHDビデオによるシンガポール美術館での展示風景(2023年撮影)。Photo: Courtesy the artists
ローレンス・レック《Geomancer》(2017)、HDビデオ、ステレオ音声、48分15秒 Photo: ©Lawrence Lek/Courtesy the artist and Sadie Coles HQ, London
マイク・タイカ《EveWebster373》(2017)、NFT、エディションの1 Photo: Courtesy the artist
イアン・チェン《BOB》(2018) Photo: Courtesy the artist
テガ・ブレイン《Deep Swamp》(2018)、ガラス水槽、湿地植物、砂利、砂、アクリルパイプ、シェードボール、電子機器、霧吹き、照明、ポンプ、カスタムソフトウェア、3チャンネルサウンド。ローマのエスポジツィオーニ宮殿で開かれた「T Zero」展での展示風景。Photo: M3 Studio/©Azienda Speciale Palaexpo/Courtesy of the artist
メアリー・フラナガン《[Grace:AI]》(2019) Photo: ©2024 Mary Flanagan/Courtesy the artist
ヒト・シュタイエル《This is the Future》(2019)の展示風景。Photo: Mario Gallucci and Portland Art Museum/Courtesy of the artist, Andrew Kreps Gallery, New York, and Esther Schipper, Berlin, Paris, and Seoul
アニカ・イ《Biologizing the Machine (terra incognita)》(2019) Photo: Artists Rights Society (ARS), New York/Courtesy La Biennale di Venezia and 47 Canal, New York
クリストファー・クレンドラン・トーマス《Being Human》(2019)、ベルリンのシンケル・パビリオンでの展示風景。Photo: Andrea Rossetti
トレヴァー・パグレン《They Took the Faces From the Accused and The Dead . . . (SD18)》(2020)(部分)。ゲーターボード(パネル)にピンで固定された3240枚のシルバーゼラチンプリント。Photo: ©Trevor Paglen/Courtesy of the artist, Altman Siegel, San Francisco, and Pace Gallery
ピエール・ユイグ《Of Ideal》(2019-進行中)、深層学習による画像再構成、リアルタイム生成による画像再構成、顔認識、スクリーン、センサー、サウンド、サイズと時間は可変 Photo: ©2024 Artists Rights Society (ARS), New York/ADAGP, Paris/Courtesy the artist, TARO NASU, Marian Goodman Gallery, and Hauser & Wirth/Digital image ©Kamitani Lab/Kyoto
アニエスカ・クラント《The End of Signature》(2021–22)、2部構成のサイトスペシフィックなインスタレーション。1)18ミリのコバルトブルーのネオン管、磁気ネオン変圧器、‬‬‬カスタムプログラムされたコントローラー、2)LEDライト、‬アクリルレンズ、スチール、塗料、カスタムプログラムされたコントローラー。アメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジ、マサチューセッツ工科大学(MIT)リスト・ビジュアル・アーツ・センターでの展示風景。Photo: Charles Mayer Photography/Courtesy MIT List Visual Arts Center, Cambridge, Massachusetts
ワンシュイ《Scr∴ pe II (Isle of Vitr∴ ous)》(2022)、LEDパネル、GAN、光・空気センサー Photo: Courtesy the artist
レフィク・アナドル《Unsupervised—Machine Hallucinations—MoMA》(2022) Photo: Refik Anadol/Digital image ©2022 The Museum of Modern Art/Courtesy the artist
モレシン・アラヤリ《ماه طلعت》のスチル写真(2022) Photo: Courtesy the artist
ワン・シン《I Am Awake and My Body Is Full of the Sun and the Earth and the Stars, I Am Now Awake and I Am an Immense Thing》(2022-)、シングルチャンネル・ビデオプロジェクター、スピーカー、反射テープ、投影光、ミニPC Photo: ©Wang Xin/Courtesy De Sarthe, Hong Kong
ホリー・ハーンドンとマット・ドライハースト《I'M HERE 17.12.2022 5:44》(2023) Photo: ©Herndon Dryhurst Studio/Courtesy Herndon Dryhurst Studio
シュー・リー・チェン《UTTER》(2023) Photo: Courtesy the artist
チャーメイン・ポー《GOOD MORNING YOUNG BODY》(2023) Photo: Courtesy the artist