メリル・ストリープが米女性史博物館に数億円規模を寄付。「女性の真実の歴史を受け継ぐために」

俳優のメリル・ストリープが女性史博物館(NWHM)に数百万ドル(日本円で数億円)規模の寄付を行ったと同館が発表した。同館はこれを称え、女性史教育の発展に寄与した教育者に授与する年次賞「メリル・ストリープ教育者賞」を新設する。

女性史博物館に高額寄付をしたと報じられたメリル・ストリープ。Photo: John Nacion/Getty Images

俳優のメリル・ストリープワシントンD.C.に拠点を置く女性史博物館(National Women’s History Museum / NWHM)に、数百万ドル(数億円)規模の寄付を行ったと同館が発表した。

NWHMは、1996年にカレン・ステイサーらによって設立された、アメリカにおける女性の歴史や功績を広く伝えるための非営利組織。教師や学生向けに女性史の教材や解説を提供するほか、女性史のゲーミフィケーションに関するオンラインセミナー、子ども向けの読み聞かせ企画「Brave Girls!」、パネルディスカッションなどを実施している。現在はオンラインでの活動がメインだが、将来的にはワシントンD.C.に常設の国立女性史博物館を設立することを計画している。

今回の寄付に関する声明の中でストリープは、次のように語った。

「NWHMは、私たちが自分たち自身をより深く理解するための物語を世に広める原動力であり続けてきました。将来の世代が、欠けることなく真実の歴史を受け継げるよう、この重要な取り組みをこれからも支援できることを誇りに思います」

ストリープの具体的な寄付金額は明らかにされていないが、数百万ドル(数億円)規模とされる。これまでフラン・ドレッシャーやグウィネス・パルトロウといった他の著名人もNWHMを支援しているが、ストリープが最も高い金額を寄付したと報じられている。今回の寄付金はデジタル分野の取り組み強化に充てるという。またストリープを称え、女性史教育の発展に寄与した教育者に授与する年次賞「メリル・ストリープ教育者賞」を新設する。初回受賞者は、今秋に開催される授賞式(ガラ)で発表される予定だ。

ストリープは、アカデミー賞に史上最多となる21回ノミネートされ、3度受賞したベテラン俳優として知られる。現在も第一線で活躍しており、2006年のヒット映画『プラダを着た悪魔』の続編『プラダを着た悪魔2』が5月1日に公開を控えている。(翻訳:編集部)

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