空山基がNANZUKAとの契約終了。新会社「空山はじめエステート株式会社」を設立、新体制へ
空山基が、NANZUKAとの契約終了に伴い、自身の作品や知的財産を管理する新会社を設立した。今後は、ライセンスや展覧会、メディア対応などの窓口も新会社が担うという。

現代アーティストの空山基が、マネジメント業務などを委託してきた株式会社NANZUKAとの契約を終了し、新会社「空山はじめエステート株式会社」を設立したことを8月21日に発表した。今後は同社が、空山作品のライセンスやブランドコラボレーション、作品管理、展覧会、メディア対応などに関する窓口を一括して担うという。NANZUKAとの契約終了に伴い、空山に帰属する知的財産や管理対象資産の整理が進められているが、一部の商標権や作品については、現時点でも引き渡しや管理権限の移管が完了していないという。
1947年に愛媛県で生まれた空山は、精緻な写実描写で人体と機械の美を融合させた「Sexy Robot」シリーズ(1978年〜)などで国内外に知られる。1999年には、ソニーのエンタテインメントロボット「AIBO」のコンセプトデザインも手がけた。
空山は今回の体制移行についての声明で、「これまで私の創作活動を支えてくださったすべての皆様に、深く感謝申し上げます」と述べた上で、今後「私は現在も変わらず、日々創作活動に専念しております」と近況を報告。今後も、誰もやっていない表現を生み出す姿勢を貫きながら、新たな作品を世界へ届けていくとし、「まだまだ皆さんを驚かせるような、斬新で面白いことを発表していきます」と今後の活動への意欲を示した。
空山はまた、同声明で、自身がこれまで公式アカウントとして使用してきたInstagramアカウントを空山本人および新会社が管理・利用できない状況にあるとして当該アカウントから発信される情報に対して注意喚起するとともに、国内外で販売されている『2026 Kakawow Phantom Hajime Sorayama Trading Cards』のうち、空山の直筆サイン入りとされる一部のカードについて、本人が署名したものではないと公表。当該サインには私印偽造および不正使用の疑いがあるため、警察に相談しているという。