スープで深めるアート教養──Soup Stock Tokyoに「フェルメール」と「ゴッホ」スープが今年も登場

2010年からSoup Stock Tokyoが展開している「アートから生まれたスープ」が今年も登場する。フェルメールゴッホから着想を得た2つのスープは、9月28日から期間限定で販売される予定だ。

フェルメール《牛乳を注ぐ女》(1658)をモチーフにしたスープ。Photo: Courtesy of Soup Stock Tokyo
フェルメール《牛乳を注ぐ女》(1658)をモチーフにしたスープ。Photo: Courtesy of Soup Stock Tokyo

絵画や芸術家の人生、時代背景などから着想を得た「アートから生まれたスープ」を2010年から開発してきたSoup Stock Tokyo。同社はこれまで、ジョージア・オキーフの食卓を支えたマーガレット・ウッドの著書『A Painter's Kitchen』のレシピから着想を得た「オキーフのマッシュルームスープ」や、地中海沿岸の芸術家たちをイメージした「芸術家のレモンと鶏肉のスープ」などを販売してきた。今回は、2018年に誕生した「フェルメールの“牛乳を注ぐ女”のスープ」と、シリーズ第1弾として2010年に登場した「ゴッホの玉葱のスープ」を9月28日から期間限定で販売する。

フェルメールの《牛乳を注ぐ女》(1658)をモチーフにした「フェルメールの“牛乳を注ぐ女”のスープ」は、オランダの特産品であるゴーダチーズを濃厚なミルクスープに溶かし込み、胡桃とレーズンを使ったパンを添えたもの。さらにマスタードソースを合わせ、濃厚な味わいにアクセントを加えている。

「ゴッホの玉葱のスープ」は、《皿とタマネギのある静物》(1889)から着想を得たもの。同社は作品に描かれている芽吹いた玉葱の力強さに着目し、当時の食文化やゴッホ自身の暮らしを調べながらレシピを考案した。飴色になるまで炒めた玉葱にパンを加えてとろみをつけ、チーズをのせたオニオングラタン風に仕立てている。

両商品は9月28日から、全国のSoup Stock Tokyoの外食店舗(一部店舗を除く)で販売される。「フェルメールの“牛乳を注ぐ女”のスープ」はSサイズ750円(税込)、「ゴッホの玉葱のスープ」は同650円(税込)。Soup Stock Tokyoはこれまで、作品そのものだけでなく、芸術家の暮らしや制作された時代の文化にも目を向けながら、そこから得た着想をスープに落とし込んできた。絵画の鑑賞とはまた違ったかたちで、食を通して作品や芸術家に触れる機会となりそうだ。

あわせて読みたい