シンガポール「ART SG」、2027年版も東南アジアの現代アートに光を当てる「S.E.A. Focus」を併催
東南アジアを代表するアートフェア「ART SG」が、2027年1月にシンガポールで開催される。第5回となる今回は「S.E.A. Focus」を再び併催。タイの作家、ピナリー・サンピタックによる没入型展示など、会場外でも多彩な企画を展開する。

東南アジアを代表する国際アートフェア「ART SG」が、2027年1月22日から24日まで、シンガポールのマリーナベイ・サンズで開催される。
第5回となる今回も、アート・アセンブリーが主催し、UBSがリードパートナーを務める。参加アーティストや出展ギャラリーは、2026年11月に発表される予定だ。
その全容の発表に先立ち、前回に続いて東南アジアの現代アートに特化した展示・販売イベント「S.E.A. Focus」の併催が決定。9回目を迎える同イベントでは、キュレーターのジョン・タンが「Better Worlds(よりよい世界)」をテーマに、技術の進歩や交流の拡大によって変化する現代の暮らしを、東南アジアの作家たちの視点から問い直す。相互の繋がりが深まる世界で、私たちはどのような社会を築き、ともに生きていけるのか。多様な表現を通じて、その可能性を探る。
会場外では、タイのアーティスト、ピナリー・サンピタックとアートスペース・シドニーによる没入型展示を11日間にわたり行う。会場は、かつて米の倉庫として使われていた歴史的建造物「72-13」。対話や食事、パフォーマンス、ワークショップ、音楽を通じて、人々が集い、体験を分かち合う場をつくり出す。シドニーとシンガポールを結ぶ3年間の協働プロジェクトの一環で、2028年にはアートスペース・シドニーでの大規模な回顧展へと繋がる。
美術館の作品収集や新進作家への支援も継続する。「SAM ART SG基金」は、国際的な現代アートの収集に25万シンガポールドル(約3100万円)を充て、シンガポール美術館による、第一線で活躍する作家や新進作家の重要作品の取得を支援する。また、UBSが協賛する「ART SG FUTURES賞」では、FUTURESセクターで紹介される優れた新進作家1人に1万米ドル(約158万円)を授与する。
ART SG
会期:2027年1月22日(金)~24日(日)※21日はプレビュー
場所:マリーナベイ・サンズ(10 Bayfront Ave Singapore 018956)
時間:11:00~19:00(22日は12:00~19:00)



