キム・カーダシアン、ダイアナ元妃が身につけたネックレスを約2600万円で落札
ロンドンのサザビーズで、キム・カーダシアンが「アッタラークロス」と呼ばれるネックレスを落札したことが明らかになった。このネックレスは1980年代にダイアナ元妃が着用したことで知られ、以来、誰も身につけることがなかった。
キム・カーダシアンが落札したのは、1920年代製のペンダントトップ。手のひらほどの大きさにアメジストとダイヤモンドがあしらわれている。オークションにはカーダシアンの代理人が参加し、ほかの4人の入札者と競った結果、予想落札額の倍以上となる16万3800ポンド(約2600万円)で落札された。
アッタラークロスは、ペルシャ人のアートコレクター、ネイム・アッタラーの娘ラムジーが、自身の父親から受け継いだものだ。
ネイム・アッタラーは、1980年代に宝飾店のガラードからこのネックレスを購入。その後ネックレスは、1987年のチャリティイベントをはじめとする機会で、何度もダイアナ元妃に貸与されていた。サザビーズによると、これまで実際に着用したのはダイアナだけであるという。
キム・カーダシアンは、ポップカルチャーを象徴するアイテムのコレクターとしても知られている。特に、歴史に名を残した女性に関するものに惹かれるようで、過去にはジャクリーン・ケネディ・オナシスや、エリザベス・テイラーが所有していた宝石をオークションで購入している。
またカーダシアンは、2022年のメットガラにマリリン・モンローのために1960年に作られた繊細なシルクのドレスを身につけて登場し話題を集めたが、一部の人々から「ドレスが適切にケアされていない」との批判を浴びた。(翻訳:編集部)
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