ドン ペリニヨンがバスキアのトリビュート商品を発表! 全3種のボックスを限定販売中
ドン ペリニヨンは、ジャン=ミシェル・バスキアへのトリビュートとなる「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2015 トリビュート・トゥ・バスキア」を10月1日から数量限定で販売している。《IN ITALIAN》があしらわれた3種のボックスを展開しており、ドン ペリニヨンとバスキアに通じる「マリアージュの美学」を称えているという。
世界有数のシャンパンブランド「ドン ペリニヨン」は、ジャン=ミシェル・バスキアへのトリビュートとなる「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2015 トリビュート・トゥ・バスキア コレクション」を10月1日から数量限定で販売している。
3種のボックスが用意されている「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2015 トリビュート・トゥ・バスキア コレクション」。本シリーズには、1983年に発表されたバスキアの《IN ITALIAN》の一部がそれぞれのボックスに描かれており、3つのボックスを組み合わせることで、一枚の絵画が完成する。
宗教や人間関係、文化などをテーマに、建物の壁から古いペンキの層が剥がれ落ちる様子を再現したという本作には、「crown of thorns(いばらの冠)」や「Corpus(屍)」といった言葉、そして幼少期に入院していた際に読んだ『グレイ解剖学』から影響を受けたという「血を送る心臓」のモチーフなど、バスキアらしい要素がちりばめられている。
ドン ペリニヨンとバスキア作品の世界観との共鳴は、同ブランドのシンボルであるシールド、そしてバスキアのシグネチャーである王冠やステートメント、サインなどが重ね合わされたグラフィックに象徴される。伝統的な意味において、特定の場所とコミュニティを守ることを意味するシールドは、ドン ペリニヨンにおいて聖地オーヴィレールの領土に対する愛と、創造への飽くなき情熱を示す証。また、バスキアの王冠には、アートピースの主題を強調する目的のほか、権力的な意味合いも含まれるという。
今回、バスキアへのトリビュート商品を発表するに至った背景にあるのは、ドン ペリニヨンとバスキアの共通項を語る上で欠かせない「アッサンブラージュ(ブレンド)」の創造的プロセスだ。異なる畑や品種のブドウをかけ合わせることで、豊かかつ複雑な味わい、ヴィンテージシャンパンの独自性、そしてドン ペリニヨン特有のパラドックスが生み出される。バスキアの《IN ITALIAN》では、図や単語、数字、記号が多用され、アッサンブラージュされたさまざまなモチーフやグラフィティが連動し、アーティストがうちに秘める複雑な感情を読み解く手がかりとなり、ドン ペリニヨン同様に、多様な要素の融合が美的体験の鍵となるのだ。