大巻伸嗣作品がZARA銀座店のウィンドウを彩る! 桜の開花を祝したプロジェクトがローンチ
ZARAは、桜の開花を祝して現地アーティストとコラボレーションする「SAKURA SEEN BY」プロジェクトを発足。その第1弾として、大巻伸嗣の特設インスタレーション《Gravity and Grace》を3月25日から4月23日まで銀座店で展開している。

ZARAは、桜の開花を祝う特別な機会に現地アーティストとコラボレーションし、ウィンドウ装飾を通して広く作品に触れる機会を創出するプロジェクト「SAKURA SEEN BY」を今年新たに発足した。その記念すべき第1弾は大巻伸嗣を起用し、銀座店で特設インスタレーション《Gravity and Grace》を展開している(4月23日まで)。
1971年生まれの大巻伸嗣は、「存在するとはいかなることか」をテーマに活動を続けている。大巻の作品は観る者の身体感覚を揺さぶるような大規模なインスタレーションが特徴的で、展示空間を非日常の世界へと変容させる。
大巻はZARA銀座店で新作インスタレーション《Gravity and Grace》を発表した。タイトルは、フランスの哲学者シモーヌ・ヴェイユが、「私たちは重力によって縛られながらも、空白や真空を受け容れることで、恩寵を得ることができる」と説いた『重力と恩寵』に由来している。
店の2つのショーウィンドウに設置された透かし彫りの壺には、動植物の文様や世界各地の文明・歴史を象徴する図像が描かれている。大巻は同作について次のように語っている。
「壷には人類が地球上で積み上げてきた膨大な時間が刻まれている。重力によって刻まれた歴史が、光と影によって空間に再生される時、そこに現れるものは何なのだろうか」
「2つの壺を入り口の左右に配置することで、始まりと終わりのゲートをつくりだした。それは通過の場であり、時を超えて流れる歴史の境界でもある。新しいものと古いものが入り混ざり、変化していく銀座のこの場所で、パンドラの壺からは何が解き放たれ、壺の中には何が残るのかみてみたいと思う」
本コラボレーションを記念し、大巻の作品を取り入れたコットンTシャツ2種類、スウェットシャツ2種類の全4アイテムを、限定カプセルコレクションとして3月25日よりオンラインストアおよび国内一部店舗にて販売する。
ZARA×大巻伸嗣《Gravity and Grace》特設インスタレーション
開催期間:3月25日(火)~4月23日(水)
場所:ZARA 銀座店(東京都中央区銀座7-9-19)
営業時間:10:00~21:30