ユニクロ、H＆Mの重鎮らが「持続可能なデザイン」を議論。大阪・関西万博の北欧館でセミナーを開催

スウェーデンテキスタイルスクールは、スウェーデン政府の委託事業および国家プラットフォーム「Textile & Fashion 2030」の下、大阪・関西万博の北欧館でセミナー「Sustainable textile and fashion by Sweden」を開催する。スウェーデンはH&M、IKEA、アクネストゥディオスなど世界的に知られるアパレル・デザインブランドの本拠地として知られている。セミナーでは、同国大使ヴィクトリア・リーが自国のテキスタイル&ファッション業界について紹介した後、スウェーデンと日本の産業界・学術界を代表する登壇者を迎えて、持続可能なデザイン・ファッション産業の未来について議論を行う。

セミナーは2部構成で、前半は株式会社ファーストリテイリング 取締役・グループ上席執行役員の柳井康治、ボロース大学テキスタイル戦略担当者のスサンネ・ネイデローシュ、H&M東南アジア広報責任者のシェラ・ハガーが登壇し、各業界の最新動向や国際的な産学連携及び各企業の取り組みについて語る。

後半は、スウェーデンファッション評議会会長のイェニー・ローセン、デザイナーで2024 LVMH賞受賞者のエレン・ホダコヴァ、ファッションデザイナーでSynflux株式会社・代表取締役CEOの川崎和也や、芸術博士（ファッションデザイン）で京都工芸繊維大学未来デザイン・工学機構教授の水野大二郎など、持続可能性の観点から両国のデザイン界を牽引するスピーカーが登壇し、それぞれの国の最新事例や未来の展望を共有する。

1部2部ともに、基調講演のあとは各登壇者を交えたパネルディスカッションも行われ、ARTnews Japan 編集長、名古摩耶がモデレーターを務める。

Sustainable textile and fashion by Sweden
会期：6月6日（金）
場所：大阪・関西万博内北欧パビリオン※要万博入場券
時間：13:00～17:30（ネットワーキング・レセプションは17:30〜18:30）
※以下のサイトから要事前登録
https://events.business-sweden.com/events/bf78b3d3e6

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