「国際芸術祭あいち2025」がボランティア150人を追加募集。募集期間は6月30日まで

国際芸術祭あいち2025」の組織委員会は、会場運営サポートボランティアの追加募集を6月30日まで実施する。今回は150人を募集予定で、9月から11月にかけて愛知芸術文化センターなど県内3会場での活動を予定している。

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国際芸術祭あいち2025のキービジュアル。Copyright © 2025 Daisuke Igarashi All Rights Reserved.

国際芸術祭あいち2025」の組織委員会が、会場運営サポートボランティアの追加募集を開始した。今回の追加募集では、150人の参加者を6月30日まで受け付ける。

「国際芸術祭あいち」は、愛知県で3年に1度開催される現代アートの国際展。2010年の第1回開催以来、国内外から注目を集める大規模な芸術祭として定着している。2025年の開催では、『ArtReview』がアート業界で最も影響力のある100人を選出する「Power 100」企画の2024年度版で1位に輝いたフール・アル・カシミが芸術監督を務め、現代アラブ世界を代表する詩人・アドニスの詩に着想を得た「灰と薔薇のあいまに(A Time Between Ashes and Roses)」をテーマに、日本、中東、アフリカ、中南米など非欧米圏のアーティストを多数含む61組のアーティストが参加。愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなかの3会場を舞台に、9月13日(内覧会は12日)から11月30日までの約2カ月半にわたって展開される。

今回募集するボランティアの主な活動内容は、展示作品の看視、受付業務、来場者への会場案内・誘導の補助など、芸術祭の円滑な運営をサポートする業務。応募条件は、2025年4月1日現在で満16歳以上(18歳未満の場合は保護者の同意が必要)で、日本語でのコミュニケーションが可能であること。

活動は無償だが、ボランティア保険が適用されるほか、交通費相当分として1回につき500円相当の記念品(QUOカード等)が支給される。活動単位は原則として半日(5時間半以内)を1回とし、参加者の負担に配慮した設計となっている。

ボランティア参加者には、6月から9月にかけて3回程度の研修が実施される予定で、1回目は6月下旬に行われる(後日オンライン受講も可能)。研修では、キュレーターによる作家・作品説明や各種ワークショップも予定されており、参加者が芸術祭についての理解を深められる内容となっている。

申し込みは、国際芸術祭「あいち2025」公式サイトのボランティア募集ページから。募集予定人数に達し次第、募集を締め切るため、参加希望者はぜひ早めに応募しよう。

国際芸術祭あいち2025 ボランティア追加募集
募集期間:2025年6月4日(水)~6月30日(月)
募集人数:150人
活動期間:2025年9月12日(金)~11月30日(日)
活動場所:愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなか
申込方法:公式サイトから
問い合わせ:国際芸術祭「あいち2025」ボランティア事務局
Tel:052-961-4561(平日10:00-17:00)

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