スウォッチとグッゲンハイムが名作コラボ。ドガ、モネ、クレー、ポロックを腕にまとう

スイスの時計ブランド、スウォッチが、ニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館およびヴェネチアのペギー・グッゲンハイム・コレクションとコラボレーション。ドガモネクレーポロックの名作にインスパイアされた4本の腕時計がリリースされた。

Swatch × Guggenheim コレクション。Photo: Swatch X Gugenheim

スウォッチは1月15日、ニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館およびヴェネチアのペギー・グッゲンハイム・コレクションの所蔵作品を腕時計に落とし込んだ「Swatch × Guggenheim コレクション」を発表した。

このコレクションは、2023年から展開しているスウォッチの大型プロジェクト「Swatch Art Journey」の最新作だ。同プロジェクトではこれまで、ルーブル・アブダビ(2023)、ジャン=ミシェル・バスキア財団(同)、ルネ・マグリット財団(同)など、世界有数の美術館やアーティストのアーカイブと協業してきた。

スウォッチは1990年代からグッゲンハイム財団と協業関係にあり、今回のコラボレーションはその長年の関係性を背景に実現した。発表されたのは、エドガー・ドガ《Dancers in Green and Yellow(緑と黄色の踊り子たち)》(1903)、クロード・モネ《The Palazzo Ducale, Seen from San Giorgio Maggiore(サン・ジョルジョ・マッジョーレから見たドゥカーレ宮殿)》(1908)、パウル・クレー《The Bavarian Don Giovanni(バイエルンのドン・ジョヴァンニ)》(1919)、ジャクソン・ポロック《Alchemy》(1947)にインスパイアされた4本の腕時計で、各作品のモチーフが文字盤やバンドに大胆に取り入れられている。

エドガー・ドガ《Dancers in Green and Yellow》(1903)にインスパイアされた「DEGAS’S DANCERS」。
クロード・モネ《The Palazzo Ducale, Seen from San Giorgio Maggiore》(1908)にインスパイアされた「MONET’S PALAZZO DUCALE」。
パウル・クレー《The Bavarian Don Giovanni》(1919)にインスパイアされた「KLEE’S BAVARIAN DON GIOVANNI」。
ジャクソン・ポロック《Alchemy》(1947)にインスパイアされた「POLLOCK’S ALCHEMY」。

作品選定について、スウォッチのCEOであるヴィヴィアン・シュタウファーはWWDの取材に対し、「ニューヨークとヴェネチアの学芸チームとの緊密な対話を通じて選びました。それぞれの作品は、感情的な訴求力、グッゲンハイム・コレクションにおける重要性、そして腕時計という親密なフォーマットへと有意義に転換できる点を基準に選ばれています」と語っている。

さらにシュタウファーは、同コレクションの意義について次のように述べた。

「今回のコラボレーションは、スウォッチとグッゲンハイムが長年共有してきた『芸術は誰にとっても身近であり、日常の中で生き、そして美術館の壁を越えて体験されるべきものだ』という信念に着想を得たものです。象徴的な美術作品を身に着けられる、遊び心ある存在にすることで、人々と文化機関の間に生じがちな距離をスウォッチは取り払っているのです」

「Swatch × Guggenheim コレクション」は、世界各国のスウォッチストアおよびオンラインストアで販売されている。(翻訳:編集部)

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