世田谷美術館とパフォーマンス作家が「創作と生活」をめぐるトークイベントを開催。館内ツアーも
世田谷美術館とNPO法人アートネットワーク・ジャパンは、パフォーマンスアーティストを招いたアーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラムを共同実施している。その一環として、歴代の滞在アーティスト4人によるトークセッションと美術館ツアー「創作・生活・レジデンス」を2026年2月8日に開催する。

世田谷美術館とNPO法人アートネットワーク・ジャパンは、身体表現やパフォーマンス表現に取り組む若手アーティストを対象としたアーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラム「Performance Residence in Museum」を共同で主催している。同館の開館40周年記念プレ企画として、2022年度から実施してきた同プログラムの歴代滞在アーティスト4人によるトークセッションと美術館ツアーが、2月8日に開催される。
参加するのは、額田大志(2022年度・作曲家、演出家、劇作家)、藤原佳奈(2023年度・戯曲作家、演出家)、涌田悠(2024年度・短歌を詠むダンサー/振付家)、村田青葉(2025年度・脚本家、演出家)。
額田は、東京藝術大学在学中にコンテンポラリーポップバンド「東京塩麹」を結成し、2016年には演劇カンパニー「ヌトミック」を立ち上げた。「上演とは何か」という問いを軸に、音楽のバックグラウンドを生かした劇作と演出によって、パフォーミング・アーツの枠組みを拡張する作品を発表している。
藤原は2020年に世田谷区から長野県松本市へ活動拠点を移し、劇場実践プロジェクト「松のにわ」の呼びかけ人を務める。人や場に内在する「はたらき」に耳を傾け、それらを上演の場へとひらく過程で、自ずと再編されていく状況を待つ実践を行っている。現在は2025年から2027年までの3年間をかけて上演へと向かう「アートプロジェクトひとひと」を進行中だ。
涌田は3歳からモダンダンスを始め、振付家として活動してきた。「からだと世界が触れ合うところに生まれる言葉と踊りの関係性」に関心を持ち、2014年より自作短歌とともに踊る「短歌deダンスシリーズ」を展開している。
村田は、「演劇は触媒であり、主役(変化が起きるもの)は観客自身である」という考えのもと、「ささやかな記憶」を題材に、手触り感と温もりのある質感をもった作品を制作している。《@Morioka(僕=村田青葉の場合)》で、かながわ短編演劇アワード2021戯曲コンペティションのグランプリを受賞。2023年には「若手演出家コンクール2022」(優秀賞)、「かながわ短編演劇アワード2023」、「第13回せんがわ劇場演劇コンクール」と、首都圏で開催された3つのコンクールに出場した。
当日は、4人が自身の専門とは異なるジャンルの施設である「世田谷美術館」にレジデンスすることで得られた気づき、創作活動と生活の関係性、なぜアーティスト・イン・レジデンスが必要なのかなどについてのトークと、それぞれのアーティストが美術館の魅力を紹介する特別館内ツアーを実施する(定員120人・予約優先)。同日は、滞在アーティストの公募説明会も実施される。
世田谷美術館×アートネットワーク・ジャパン Performance Residence in Museum 2025-26 トークセッション/美術館ツアー「創作・生活・レジデンス」
会期:2月8日(日)
場所::世田谷美術館 講堂(東京都世田谷区砧公園1-2)
時間:14:00~15:30(開場は30分前)
予約:Performance Residence in Museum 2025-26 トークセッション/美術館ツアー「創作・生活・レジデンス」参加申し込みフォーム







