エルメス財団「スキル・アカデミー」、金属をテーマにした体験型プログラムを2026年に開催
エルメス財団による教育プログラム「スキル・アカデミー」の体験型プログラム「金属に学ぶ、五感で考える」がこの春夏実施される。

エルメス財団は、自然素材に関わる職人技術や手わざを次世代へと伝える教育プログラム「スキル・アカデミー」の2025〜2026年の2年間を、「金属」がテーマの活動に充てている。その一環として、2026年春と夏の2期にわたり、体験型プログラム「金属に学ぶ、五感で考える」を実施する。
「春のワークショップ」は、中学生・高校生を中心とした参加者が、金属のものづくりの現場や専門家と出会う1日完結型のプログラムだ。タワーと腕時計、橋と溶接、古代の道具とサイバーロボティクス、ガムランとアナログレコード、金属彫刻とダンスといったように、異なる分野を横断する5つのワークショップが用意され、金属という素材を多角的に体感する構成となっている。開催期間は3月26日から4月3日まで、都内および近郊の各所にて実施される。

続く「夏のオープンクラス」は、7月11日から8月16日まで、東京・亀有のSKAC(SKWAT KAMEARI ART CENTRE)で開催される。春のワークショップで得られた知見や体験を、展示やワークショップを通じてより幅広い世代と共有する場となる。参加者自身が展示空間づくりにも関わり、アート、デザイン、サイエンスの視点を融合させながら、金属の新たな魅力を探っていく。
本プログラムは、フランスで展開されてきた「スキル・アカデミー」の理念を継承しつつ、日本独自の文脈で発展させた試みであり、分野や世代を横断する学際的な学びの場として位置づけられている。エルメス財団が掲げる「私たちの身振りが、私たちをつくる」という思想のもと、素材と人間の関係を改めて問い直す取り組みだ。
スキル・アカデミー「金属に学ぶ、五感で考える」
- 期間:3月26日(木)〜4月3日(金)
※ 3月22日(日)オリエンテーション、6月7日(日)振り返りセッションあり - 対象:各ワークショップ15名(中学生・高校生 約12名+金属または教育分野に携わる大人若干名)
- 場所:都内および近郊 各所
- ワークショップ内容(いずれか1つに参加):
A. 金属が生み出した構造たち ― タワー × 腕時計(3月26日)
B. とかす、つなぐ、ながれる ― 橋 × 溶接(3月27日/予備日3月31日)
C. 作る手、使う手 ― 古代の道具 × サイバーロボティクス(3月28日)
D. 振動を聴く技術 ― ガムラン × アナログレコード(3月30日)
E. ひとのからだ、メタルの動き ― 金属彫刻 × ダンス(4月1日/予備日4月3日) - 応募期間:
第1期 2026年1月15日(木)〜2月12日(木)
第2期 2026年2月13日(金)〜3月5日(木)
※ 各期抽選制/第1期落選者は第2期再応募可 - 応募方法:公式ウェブサイトの応募フォーム
【夏のオープンクラス】
- 会期:7月11日(土)〜8月16日(日)
- 会場:SKAC(東京都葛飾区西亀有3-26-4)
- 参加方法:会期中のイベントは要事前予約
- ※詳細は後日公式サイトにて発表