新拠点「ディオール バンブー パビリオン」がつなぐ、メゾンの美意識と日本の伝統
代官山にオープンした、ディオールの日本における新拠点「ディオール バンブー パビリオン」。日本とメゾンの伝統や美意識をつなぐ、領域横断的なプラットフォームだ。

ディオールが、東京・代官山に新コンセプトストア「ディオール バンブー パビリオン」を2月12日にオープンした。1947年創業以来、メゾンを象徴してきた“星”のモチーフに導かれた建築は、パリ本店「30モンテーニュ」のファサードを、ゴールドに染め上げたバンブーで再解釈。日本の竹林に着想を得たセノグラフィーは、夜にはライトアップされ、都市の中に幻想的な景観を出現させる。

総面積1,800平方メートルを超える敷地には、プラントハンターの西畠清順によるコンセプチュアルな庭園やテラス、ガラスの鯉が泳ぐ池、フラワーアーティストの東信による緑のインスタレーションが配される。自然をこよなく愛したクリスチャン・ディオールへのオマージュとして、植物に包まれた瞑想的な動線が設計されている。

店内は中央スペースを核に、クリエイティブ ディレクターを務めるジョナサン・アンダーソンによるメンズおよびウィメンズのプレタポルテ、レザーグッズ、シューズ、アクセサリー、ファインジュエリーまで、ディオールの多層的なカテゴリーを展開。天然素材と洗練されたカラーパレットが、時代を超越したミニマリズムとモダニティを共存させる。
床にはスターやヴェルサイユ様式の寄木細工といったディオールのコードが取り入れられ、和紙の仕上げや手書きのディテールが日本の伝統文化とパリの融合を想起させる。提灯は「レディ ディオール」バッグを象った造形。このように、随所にディオールの美意識と日本の伝統技術が融合した意匠がちりばめられ、ファッション、建築、アート、工芸が空間の中でシームレスにつながり合う。

また、併設された「カフェ ディオール」では、フランス料理界の巨匠アンヌ=ソフィー・ピックによるエクスクルーシブ・メニューも楽しむことができ、ディオールが体現する「アール ドゥ ヴィーヴル(暮らしの美学)」を総合的に体験できる。
ディオール バンブー パビリオン
住所:東京都渋谷区猿楽町8-1
時間:11:00〜19:00