韓国ギャラリー協会がエキスポ・シカゴへ今年も出展。60作家・250作品から韓国美術の広がりを紹介

韓国ギャラリー協会(GAoK)は、4月9日から12日までシカゴで開催されるエキスポ・シカゴ2026に出展する。2年目の参加となる今回は、12のギャラリーが60人以上の作家による250点超の作品を通じて、韓国現代美術の現在地を示す。

エキスポ・シカゴ2025の展示風景。Photo: Lucy Hewett/CKA, Courtesy of EXPO CHICAGO
エキスポ・シカゴ2025の展示風景。Photo: Lucy Hewett/CKA, Courtesy of EXPO CHICAGO

4月9日から12日まで、シカゴのネイビー・ピア・フェスティバル・ホールで開催されるエキスポ・シカゴ2026に、韓国ギャラリー協会(GAoK)が出展する。昨年に続く2度目の参加となる今回は、パク・ソンギやシム・ムンソップ、チョン・ヒョンといった近代美術の重要作家に加え、キム・ジヒ、シム・チャンヤン、イ・サンミン、ユ・ボンサン、イ・ヨンスン、ユン・ヒャンランなど国際的に活動する新世代まで、60人以上の韓国人アーティストによる250点超の作品が紹介される。

「Galleries」セクションには、ペク・ヘヨン・ギャラリー(PAIK HAE YOUNG GALLERY)やサポメント・ギャラリー(SUPPOMENT GALLERY)など10軒が名を連ねる。個展形式の「Profile」セクションには、ギャラリー・ファイン(Gallery FINE)とドゥル・アートスペース(Duru Artspace)の2軒が出展予定。GAoKの会長を務めるイ・ソンフンは、今回の参加について次のようにコメントしている。

「12のギャラリーとともに、多くの韓国人アーティストをシカゴのマーケットに紹介できることをうれしく思います。キアフ・ソウルフリーズ・ソウルの4年にわたる協働で培った経験とネットワークを活かし、エキスポ・シカゴとのパートナーシップを通じて、韓国美術の国際的な発信をさらに強めていきたいと考えています」

バク・ソンギ(Bahk Seon Ghi)《An Aggregation》(2025) Photo: Courtesy of 021 Gallery
キム・ドクヨン(Kim Duck-yong)《The Most Beautiful Day》(2024) Photo: Courtesy of PAIK HAE YOUNG GALLERY
チョン・ミンヒ(Jung Minhee)《Green Pause 8-26》(2026) Photo: Courtesy of Gallery 41
クワンイク・ソン(Kwangik Song)《Paper things》(2019) Photo: Courtesy of LEE & BAE
イ・インソブ(Lee In Seob)《Layer 260132》(2026) Photo: Courtesy of SUPPOMENT GALLERY

2023年にフリーズ傘下に入ったエキスポ・シカゴは今年、長年フェアを率いてきたトニー・カーマンに代わり、これまでアーティスティック・ディレクターを務めてきたケイト・シエルジュトウスキーが初めて指揮を執る。出展者数は昨年の約170軒から絞り込まれ、25カ国・60都市から集まった約130軒。「より焦点を定めたフォーマット」への転換が図られている。

フェア期間中の4月11日には、「ダイアローグ・ステージ」でパネルディスカッション「Korean Art Today」が開催される。モデレーターは『Vanity Fair』誌のネイト・フリーマンが務め、チェ・ヨンス(シカゴ美術館)、キム・ジヨン(ピーボディ・エセックス美術館)、ウ・ヒョンス(フィラデルフィア美術館)らが登壇。シカゴ美術館では現在、「Korean National Treasures(朝鮮の国宝)」展が開催中で、チェは同展のVIP向けツアーも担当している。

さらに、フェア期間中に開幕を控えるバラク・オバマ大統領センターと連携したプログラムも目玉のひとつだ。同施設のミュージアム・ディレクター、ルイーズ・バーナードがキュレーションする2つの特別プログラムでは、ジュリー・メレツシアスター・ゲイツ、マヤ・リンらによるサイトスペシフィック作品を含むコミッションやアーカイブ資料が展示される。

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