カニエ・ウェスト夫妻がアート・バーゼルに登場。妻出演の作品を鑑賞

イェことカニエ・ウェストと妻のビアンカ・センソリが6月16日、スイス・バーゼルで開催中のアート・バーゼルを訪れた。センソリは同フェアの「アンリミテッド」部門に出品されたヴァネッサ・ビークロフトの映像作品《Untitled (Izanami)》に出演しており、2人はその展示を鑑賞した。

アート・バーゼルを訪れたカニエ・ウェストと妻のビアンカ・センソリ。Photo: Devorah Lauter

イェことカニエ・ウェストと妻のビアンカ・センソリが6月16日、スイス・バーゼルで開催中のアート・バーゼルを訪れた。同フェアの一般公開は18日から21日までだが、16日と17日はVIPプレビュー期間となっている。

今回のバーゼル訪問は、センソリの参加作品を鑑賞する目的もあったようだ。オーストラリア出身のアーティストであるセンソリは、アート・バーゼルの巨大なインスタレーションや彫刻、パフォーマンス作品を紹介する「アンリミテッド」部門に出品されたヴァネッサ・ビークロフト(Vanessa Beecroft)のフィルム・インスタレーション《Untitled (Izanami)》(2025)に出演している。同作はミラノとナポリに拠点を置くリア・ルンマ・ギャラリーによって出品された。

今回の展示は、《Untitled (Izanami)》が映像の撮影セットの一部を再現したインスタレーションとともに上映された。空間全体を白で統一した展示には、頭部のない横たわる女性ヌードの大型彫刻《Lying Body》をはじめ、胴体や脚など身体の各部位を模した4点の彫刻、さらに病院用ベッドが配置されている。ギャラリーによれば、この25分間の作品は東京近郊の廃墟に近いホテルで撮影されており、ギリシャ神話の冥界の王ハデスに連れ去られる女神ペルセポネの物語と日本の神話が交差する構造になっているという。

そのほか同ギャラリーはこの展示でアルフレド・ジャー(Alfredo Jaar)とワエル・シャウキー(Wael Shawky)の作品も出品している。

ビークロフトは、多数の女性パフォーマーを用いた大規模なタブロー・ヴィヴァン(活人画)形式のパフォーマンスで知られるアーティストだ。ウェストとの関係も深く、2016年にはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されたファッション・ライン「Yeezy Season 3」のローンチと7作目のアルバム『The Life of Pablo』(2016)の公開を記念するパフォーマンスを演出した。当時すでに、両者は10回近いコラボレーションを重ねていたという。さらに2019年には、ビークロフトはウェストの当時の妻キム・カーダシアンによる補正下着ブランド「SKIMS」の広告キャンペーンの撮影を手がけた。(翻訳:編集部)

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