荒川ナッシュ医のヴェネチア・ビエンナーレ展示、2027年に東京へ。アーティゾン美術館で帰国展

第61回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館で開催中の荒川ナッシュ医「草の赤ちゃん、月の赤ちゃん」の帰国展が、2027年6月から東京・アーティゾン美術館で開かれる。

荒川ナッシュ医《草の赤ちゃん、月の赤ちゃん》2026年 Photo: Uli Holz

第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館で、ロサンゼルスを拠点に活動するパフォーマンス・アーティスト、荒川ナッシュ医の個展「草の赤ちゃん、月の赤ちゃん」が11月22日まで開催されている。

アーティゾン美術館は9月25日、この日本館展示の帰国展「荒川ナッシュ医|草の赤ちゃん、月の赤ちゃん/不連続統一体のように」を、2027年6月19日から9月20日まで開催すると発表した。同館を運営する石橋財団は、創設者の石橋正二郎が1956年に日本館を建設・寄贈して以来、支援を続けている。その繋がりから、同館は2020年の開館以降、日本館展示の帰国展を開催してきた。

「草の赤ちゃん、月の赤ちゃん」は、2024年に双子の親となった荒川ナッシュ自身の育児体験をもとにした参加型の作品。希望する来館者は、生後3〜4カ月の乳児と同程度の重さがある約5キロの赤ちゃん人形を抱き、会場を巡る。育児を通じた「ケア」を身体で体験し、私的な空間に閉ざされがちな営みとして捉え直す試みだ。帰国展では、同展を再構成するかたちとなる。

第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 荒川ナッシュ医|草の赤ちゃん、月の赤ちゃん/不連続統一体のように
会期:2027年6月19日(土)〜9月20日(月)
場所:アーティゾン美術館 6階展示室(東京都中央区京橋1-7-2)
時間:10:00〜18:00(金曜は20:00まで、入場は30分前まで )
休館日:月曜(7月19日、9月20日は除く)7月20日

あわせて読みたい