松山智一とエイポック エイブル イッセイ ミヤケが協業、麻布台ヒルズギャラリーで限定アイテムを発売

現代美術家、松⼭智⼀とデザイナーの宮前義之率いるファッションブランド「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)」が協業し、新プロジェクト「TYPE-XII Tomokazu Matsuyama project」を発表した。

© ISSEY MIYAKE INC.
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3月8日から麻布台ヒルズギャラリーにて始まった「松山智⼀展 FIRST LAST」のサテライト企画「Tribute + Collaboration 1」として、ギャラリースペースにてコートとTシャツが展示・販売中だ。

エイポック エイブルはこれまでも、横尾忠則宮島達男、西野壮平、井上道義といったアーティストとタッグを組み、さまざまなプロジェクトを展開してきた。これは、イッセイ ミヤケの核となるデザインフィロソフィー「一枚の布」を、アートとテクノロジーを融合させ現代の新しいスタンダードへとアップデートしようとする試みの一環だ。そうして生み出された衣服は、デザインコンシャスであることはもちろん、機能的でもある。

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「Tribute + Collaboration 1」から発売されているコートは3種。松山が本プロジェクトのためにさまざまなアートワークを「一枚の布」へ再構築。京都の工房で鮮やかにプリントしたベース生地に、特殊な技法による三角形のパターンをプリントした。極彩色の松山の作品が、着用者の体の動きに応じて立体的に舞う。3種、各3点限定、36万3000円(税込)。

© ISSEY MIYAKE INC.
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Tシャツは無縫製ニットに松山の「Cluster 2020」シリーズを落とし込んだ。33枚のキャンバスからなる連作をもとに、それぞれ異なる1点をTシャツにプリント。全33枚の限定アイテムだ。各3万6300円(税込)。

展開数も極少量な、まさに「着るアートピース」とも言えるコラボアイテム。「松山智⼀展 FIRST LAST」の世界観をより身近に、日常的に味わいたい方は、ギャラリーへ急ごう。

松山智一展 FIRST LAST
会期:3月8日(土)~5月11日(日)
会場:⿇布台ヒルズギャラリー(東京都港区虎ノ門5-8-1)
開館時間:10:00~18:00(⾦・⼟・祝前⽇は19:00まで)
会期中無休

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