セリーヌと輪島・彦十蒔絵が「漆」のアートピースを制作。大阪・関西万博で特別展示を開催

セリーヌは4月13日から、大阪・関西万博フランスパビリオンで「CELINE MAKI-E」を開催する。約1か月間の特別展示では、日本の伝統工芸である「漆」とセリーヌのアイコニックなシンボル「トリオンフ」の対話を通じて、日仏の「匠の技」と日本におけるセリーヌの55年に渡る関係性に光を当てる。

ビジュアルアーティスト、中村壮志が撮影した映像作品より、彦十蒔絵の工房の制作風景。Photo: Courtesy of CELINE

セリーヌ大阪・関西万博フランスパビリオンで特別展示「CELINE MAKI-E」を開催する(4月13日~5月11日)。本展は、セリーヌのアイコニックなシンボルである「トリオンフ」を日本の歴史と現代性を取り入れながら再解釈し、日本のアーティストとセリーヌのエンブレムとの文化的な交流を表現する試みだ。

トリオンフ漆 彦十蒔絵 作 金沢市 大阪・関西万博 限定品 黒 木彫漆塗り平蒔絵金箔仕上げ 松竹梅モチーフ
トリオンフ漆 彦十蒔絵 作 金沢市 大阪・関西万博 限定品 金 木彫漆塗り高蒔絵金箔仕上げ 松竹梅モチーフ
トリオンフ漆 彦十蒔絵 作 金沢市 大阪・関西万博 限定品 本朱 木彫漆塗り平蒔絵金箔仕上げ 松竹梅モチーフ
トリオンフ漆 彦十蒔絵 作 金沢市 大阪・関西万博 限定品

日本で何千年もの歴史を持つ伝統工芸「漆」に着目したセリーヌに白羽の矢を立てられたのは、石川県輪島市を拠点として、伝統的な漆塗りの作品や美術品を制作する日本のアーティスト集団、彦十蒔絵だ。そうして、木彫の「トリオンフ 」にそれぞれ金・黒・本朱の3色の漆を施し、高蒔絵や平蒔絵の伝統技法で松竹梅を繊細に描いた両者によるコラボレーション・アートピースが完成した。さらにセリーヌは、これらのアートピースと同じカラーで彩られたアイコンバッグ「トリオンフ」を特別に製造。ラムスキンのライニングには漆作品と同様の梅モチーフが施されている。これらアートピースとバッグは、万博会場での展示終了後、限定店舗での展示・販売が予定されている。

セリーヌクラシックトリオンフバッグ セリーヌアトリエ 作 イタリア・ラダ 大阪・関西万博 限定品 レッド シャイニーニロティカスクロコダイル
セリーヌクラシックトリオンフバッグ セリーヌアトリエ 作 イタリア・ラダ 大阪・関西万博 限定品 ブラック シャイニーニロティカスクロコダイル
セリーヌクラシックトリオンフバッグ セリーヌアトリエ 作 イタリア・ラダ 大阪・関西万博 限定品 ゴールド ラミネートシャイニーニロティカスクロコダイル
セリーヌクラシックトリオンフバッグ セリーヌアトリエ 作 イタリア・ラダ 大阪・関西万博 限定品のラムスキンライニング、リミテッドエディションナンバリング
セリーヌクラシックトリオンフバッグ セリーヌアトリエ 作 イタリア・ラダ 大阪・関西万博 限定品のラムスキンライニング、リミテッドエディションナンバリング
セリーヌクラシックトリオンフバッグ セリーヌアトリエ 作 イタリア・ラダ 大阪・関西万博 限定品 

また展示会場では、ビジュアルアーティストの中村壮志が金沢とイタリア・キャンティ地方ラダで撮影した、クラフツマンシップを称えるムービーに加え、「トリオンフ」と日本の美を描いた3DCGビデオインスタレーションも上映される。

CELINE MAKI-E
開催日時:4月13日(日)~5月11日(日)
会場:大阪・関西万博 フランス パビリオン内 特別展示スペース

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