官能と性の表現の歴史的変遷に焦点。「大道芸術館」で北欧発セルフケアブランドがコラボイベントを開催
スウェーデンの高級プレジャーテックブランド「LELO」が日本展開を記念し、東京・押上の大道芸術館で1週間限定のアートイベント「伝統と革新が交差する場所」を5月24日から開催。同館の女将であるこんたあつこによる館内ツアーが実施されるほか、純金で作られた約300万円の「INEZ™24K」の受注会も行われる予定だ。

2003年にストックホルムで創業して以来、インティメート・ライフスタイルの革新を牽引してきたスウェーデン発のプレジャー・テックブランド「LELO(レロ)」が日本での本格展開を記念し、昭和のエロティックカルチャーをアーカイブする美術館、大道芸術館で「伝統と革新が交差する場所」と題された特別コラボレーションイベントを実施する。
大同芸術館は、写真家で編集者の都築響一がこれまで蒐集してきたアウトサイダーアート、エロティックアートなどを保存・展示する場として、元料亭だった建物を改装して2022年にオープンした、国外からも注目される施設。2階にはバーエリアも併設されている。
「性」を軸に「伝統」と「革新」に迫る1週間として企画される本イベントを通じて、LELOは、革新的な技術と幅広い人々の性的健康の機会を祝福するブランドメッセージを基盤に、官能表現と性的表現の歴史的変遷に焦点を当て、時代を追うごとにタブー視されるようになったこれらのトピックの再解釈を試みる。
イベントの見どころは、大道芸術館の女将・こんたあつこによる性の歴史や文化の変遷を紐解く館内ツアー。5月22日(木)のメディアデーでは、映画監督/写真家の枝優花をゲストに迎え、「アートを通じたプレジャーの再定義」および「表現としてのセルフプレジャー」をテーマにトークショーも開催される。このトークセッションでは、日本のアート史や社会における「性」の表現をひも解きながら、失われつつある「官能性」を再び取り戻す場として、LELOが提唱する「性を語ることは、生を祝うこと」という哲学のもと、セクシャルウェルネスとライツを再考する。イベントは5月22日のメディアデーを皮切りに、5月24日(土)〜29日(木)に一般公開される。
会場では24Kの純金で作られた約300万円のLELOの最高級ライン、「INEZ™24K」も日本初披露。会期中には受注会も実施される。また、1Fのギフトショップでは、日本展開商品を含むLELOのプロダクトをほぼ全て実際に触れる機会があり、購入することも可能だ。人気商品である「ORA™3」や「SORAYA Wave™」、日本では未展開の男性用プロダクト「F2S™」や、感度の上がるセラム「プレジャー・エンハンシング・セラム」、溶けると肌に塗ることのできるアロマキャンドル「フリッカリング・アロマキャンドル」なども販売される予定。
LELO×大道芸術館「伝統と革新が交差する場所」
期間:2025年5月24日(土)~5月29日(木)
場所:大道芸術館(〒131-0033 東京都墨田区向島5-28-4)
時間:5月24日 15:00-23:00
5月25日 15:00-19:00
5月26〜29日 17:00-23:00