希少な「着るアート」150枚がDSMGに勢揃い! デュシャン、クルーガー、オノ・ヨーコ、ハーストetc.
DOVER STREET MARKET GINZAにて、7月18日より「大Tシャツ展」が開催される。ヴィンテージを含む約1000枚には、希少なアートTシャツ150枚も含まれる。

東京・銀座のDOVER STREET MARKET GINZA(DSMG)にて、weberによる「大Tシャツ展」が今年も開催される。会期は2025年7月18日(金)から25日(金)まで。会場にはレギュラーからヴィンテージまで、約1000枚のTシャツが並ぶ。
中でも注目すべきは、現代アーティストの作品などを用いた約150枚だ。マルセル・デュシャン、アンディ・ウォーホル、キース・ヘリング、ダミアン・ハースト、ジェフ・クーンズ、マイク・ケリー、レイモンド・ペティボン、バーバラ・クルーガー、マン・レイ、オノ・ヨーコといった、名だたるアーティストたちの作品がプリントされたTシャツは、まさに「着るアート」だ。
そもそもTシャツは、単なるファッションアイテムを超えて、アートの複製・拡張・ストリートへの接続のメディウムとして重要な役割を果たしてきた。1960年代、アンディ・ウォーホルが大量生産のプロダクトや広告、Tシャツなどを作品化したことに始まり、70〜80年代のNYではキース・ヘリングやジャン=ミシェル・バスキアらが、自らのドローイングやモチーフをTシャツにプリントし、ホワイトキューブを飛び越えてリアルなストリートへと作品を流通させた。この流れは、現在もユニクロのUTなど様々なブランドによって引き継がれている。
「大Tシャツ展」のイメージビジュアルには、オカモトレイジ、高木完、エドツワキ、岸谷蘭丸らが参加。また、イベント前日の7月17日(木)夜には、マルチクリエイターの野村訓市、編集者の阿部勇紀、weberの3アカウントによるインスタライブも開催予定。イベントの裏話や見どころなども発信される予定だ。
Tシャツはカルチャーを象徴し、着るアートとしての価値をさらに拡張し続けている。アートTシャツのコレクターはもちろん、そうでない人も、ぜひ貴重なヴィンテージ・アートTを見に行こう!
weber「大Tシャツ展」
会場:DOVER STREET MARKET GINZA(東京都中央区銀座6-9-5)
会期:2025年7月18日(金)〜7月25日(金)