今年は9月開催! 国際アートフェア、Tokyo Gendaiが出展者を発表。国内外から65ギャラリーが参加
国際アートフェアTokyo Gendaiが今年は9月12日から14日まで、パシフィコ横浜で開催される。今回は国内外65ギャラリーが参加。3つのセクターで展示が繰り広げられる。

現代アートに特化した国際アートフェア、Tokyo Gendaiが9月12日から14日まで開催される。3回目となる今年はこれまでの7月会期から「芸術の秋」の9月へ移動。65ギャラリーが参加し、3つの主要セクター「Galleries」、「Hana ‘Flower’」、「Eda ‘Branch’」にわたって会場となるパシフィコ横浜の広大なフロアでダイナミックな展示を繰り広げる。
メインとなる「Galleries」は、昨年に引き続いてBLUM、Pace、Sadie Coles HQ(ロンドン)、Almine Rech(パリ、ブリュッセル、ロンドン、ニューヨーク、上海、モナコ)といった世界的に注目されるブルーチップギャラリーに加え、今年東京に拠点を構えたCeysson & Bénétière(サン・テティエンヌ、パリ、リヨン、ルクセンブルク、ニューヨーク、ジュネーブ、パネリ、東京)が再び参加する。
見どころは、今年初出展のGalerie Eva Presenhuber(チューリッヒ、ウィーン)がジョー・ブラッドリー、サム・フォールズらによるグループ展を開催するほか、Almine Rechは、詩や抽象などを媒体にコンセプチュアル・アートを制作するラリー・プーン、ディラン・クラウスらの作品を展示。ShugoArtsは、イケムラレイコ、近藤亜樹、三嶋りつ惠など、日本を代表する女性アー ティストたちの作品を紹介する。
注目の新進・中堅アーティストたちの個展もしくは2人展を開催する「Hana ‘Flower’」は、昨年初参加だったKeteleer Gallery(ブリュッセル)が出展。小山登美夫ギャラリーやANOMALY、NANZUKAなど、国際的認知を獲得している国内ギャラリーが脇を固める。
「Hana ‘Flower’」の見どころとしては、小山登美夫ギャラリーが、大野智史によるクラブカルチャーに根差した個人的な経験や記憶をもとにした作品を展示するほか、Each Modern(台北)がコペンハーゲンに拠点を置くアーティスト集団、A Kassenの新作を初公開する。
歴史的・文化的に重要な地位を確立しているアーティストの個展もしくはグループ展に特化した「Eda ‘Branch’」では、銀座の一穂堂が初参加。デジタルの数字など現代的な題材をモチーフに、漆、螺鈿、蒔絵の工芸技法で作品を制作する池田晃将の新作を初公開する。
全出展者はこちら。
Tokyo Gendai 2025
会期:9月12日(金)〜14日(日)※11日は招待客向けプレビューおよびヴェルニサージュ
会場:パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1-1)
時間:11:00~18:00(14日は17:00まで、11日ヴェルニサージュは17:00~20:00)