韓国最大級の女性アーティスト・コミュニティ「Louise The Women」が育む新しいエコシステム

現在300名の会員を擁する、韓国最大級の女性アーティストコミュニティ「Louise The Women」。アーティスト同士の対話を促し、新たなつながりを生み出しつつあるこのコミュニティを牽引するふたりのアーティスト/研究者へのインタビューからは、いま韓国の女性アーティストたちが直面する問題が浮かび上がってきた。

Photo Courtesy of Louise The Women
オ・ヨンジン(写真右)とチョン・ユンソン(写真左)。ヨンジンは日本のアートフェア「T3 PHOTO ASIA」に出展するなど、アーティストとしても精力的に活動している。
地方部の女性アーティストをつなぐプログラム「CLoFA」の様子。Photo Courtesy of Louise The Women
『ピリオドなき叫び:「#美術界_内_性暴力」運動後のフェミニズム美術』は、韓国フェミニスト・アート史と社会的背景を具体的事例とともに解説しながら、特に2015年フェミニズムリブート以後の美術系フェミニズム運動を相互作用の文脈で分析している。
定期的にイベントが開催され、多くのアーティストが交流する場が生み出されている。Photo Courtesy of Louise The Women