シャネルが「CHANEL Next Prize」2026年受賞者を発表。キム・アヨンら10名に各10万ユーロ
シャネル・カルチャー・ファンドは、2026年の「CHANEL Next Prize」の受賞者10名を発表した。視覚芸術、パフォーマンス、デザイン、音楽、映画などの分野で活動するアーティストが選出され、それぞれに10万ユーロ(約1800万円)の助成金と、2年間のメンタリング・プログラムが提供される。

シャネル・カルチャー・ファンドは、2026年の「CHANEL Next Prize」の受賞者を発表した。視覚芸術、パフォーマンス、デザイン、音楽、映画の分野で活動する10名のアーティストに、それぞれ10万ユーロ(約1800万円)が授与される。
シャネルは同プライズを「サルバドール・ダリやジャン・コクトーといった前衛的芸術家を支援したガブリエル・シャネルに始まる、同メゾンの100年にわたる芸術支援の最新章にあたる」としている。また、シャネル・カルチャー・ファンドを「声の平等を後押しし、世界のゲームチェンジャーに可視性を与える」ことを目的とした国際的な取り組みとパートナーシップのプログラムとして位置付けており、芸術が世界の捉え方を更新し、新たな視点をもたらす重要なインスピレーション源となっている今、その意義は大きいと期待を寄せる。
2年に一度実施されるこの賞は、各分野の枠組みを更新し、文化の未来に影響を与えると評価された現代の実践者を称えるものとして2021年に創設された。
ジャズ、現代アート、映画など10分野から選出
第3回となる今年の受賞者は10カ国から選出された。ビジュアルアーティストのアルヴァロ・アルバーノ(Álvaro Urbano)、ジャズ・ミュージシャンのアンブローズ・アキンムシーレ(Ambrose Akinmusire)、ファッションデザイナーのアンドレア・ペーニャ(Andrea Peña)、アーティスト/映画作家のキム・アヨン(Ayoung Kim)、ファッションデザイナーのバルバラ・サンチェス=カネ(Bárbara Sánchez-Kane)、サウンド・ビデオアーティストのエメカ・オグボー(Emeka Ogboh)、振付家のマルコ・ダ・シウヴァ・フェレイラ(Marco da Silva Ferreira)、サウンドアーティストのパン・ダイジン(Pan Daijing)、映画監督のパヤル・カパーリヤー(Payal Kapadia)、画家のポル・タビュレ(Pol Taburet)の10名だ。
受賞者は、使途制限のない助成金に加え、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)を含むシャネルの文化パートナーと連携して実施される、2年間のメンタリングおよびプロフェッショナル・ディベロップメント・プログラムが提供される。シャネルはこの取り組みについて、単発のプロジェクト委嘱ではなく、アーティストが自らの条件で野心的な制作に取り組めるよう、長期的な支援を提供することを目的としていると説明している。
サーペンタイン・ギャラリーCEOを経て2020年からシャネルのアーツ カルチャー&ヘリテージ部門代表を務めるヤナ・ピールは声明で、「CHANEL Next Prizeは、アーティストが自分自身の条件で成功するための環境を整える」と述べ、「受賞者はいずれも、創造性と大胆さをもって現在を形づくり、次なる時代を定義する先駆者だ」と評価した。
前回(2024年)のCHANEL Next Prizeでは、トリア・アスタヒシヴィリ(Tolia Astakhishvili)、ホー・ツーニェン(Ho Tzu Nyen)、ダルトン・パウラ(Dalton Paula)らが受賞した。
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