Netflixがフリーダ・カーロとディエゴ・リベラのドラマ制作を発表。「絹に包まれた爆弾の物語」

Netflixは3月12日、メキシコを代表する芸術家フリーダ・カーロディエゴ・リベラを題材にしたドラマシリーズの制作を発表した。愛と裏切りが交錯した2人の人生を描くこの作品は、制作陣に「絹に包まれた爆弾の物語」と形容されている。

フリーダ・カーロ(写真右)とディエゴ・リベラ。1939年12月8日撮影。Photo: Getty imags

Netflixは3月12日、メキシコを代表する芸術家フリーダ・カーロと、その夫で画家のディエゴ・リベラを題材にしたドラマシリーズを制作すると発表した。

本シリーズのタイトルや配信日はまだ決まっていない。フランスの小説家クレール・ベレストによる小説『Rien n’est noir(全ては黒ではない)』(2019)を原作とし、カーロとリベラの愛や裏切り、そして芸術活動が、当時の政治的・社会的状況の中でどのように形作られていったのかを描く。

監督は『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』のパトリシア・リッゲンと、『ナルコス』で知られるガブリエル・リプスタインが共同で務める。プロデューサーは『アモーレス・ペロス』のモニカ・ロサーノ。脚本統括は脚本家・俳優のマリア・レネー・プルデンシオが担当する。キャストはまだ明らかにされていない。

監督を務めるパトリシア・リッゲン(写真左)とガブリエル・リプスタイン。Photo: Courtesy Netflix

Netflixがメディア向けに公開したシリーズの概要には、次のように記されている。

「これは、ただのミューズであることを拒み、自らの痛みを自分自身の言葉で語ろうとする一人の女性の物語であり、矛盾を抱えながらも創造的天才であり続けようとする一人の男性の物語だ。そして二人の関係が互いの原動力となり、戦場となり、さらには公衆の見世物となっていく過程を描く」

「このシリーズは、絹に包まれた爆弾の物語だ。その爆弾とは彼ら二人であり、メキシコであり、そして必然的に世界そのものでもある」

ヴァラエティによると、この新シリーズは、Netflixが昨年発表したメキシコへの制作投資計画の一環でもある。同社は今後4年間で10億ドル(約1600億円)を同国の制作に投資する方針を示している。同作について、Netflixメキシコのコンテンツ担当副社長カロリーナ・レコンテはこう語った。

「彼らの本当の物語に、私たちはこれまで正面から向き合うことを避けてきました。これは大胆な企画であり、神話によって語り尽くされたかのように思われてきた二人の人物の、最も親密な領域へと私たちを導くものです」(翻訳:編集部)

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