サグラダ・ファミリアを1万2060ピースで再現! レゴ史上最大の建築モデルが登場

ガウディ没後100年の節目を祝い、レゴグループがサグラダ・ファミリアを再現した大人向けセットを発表した。総ピース数は1万2060ピースで、レゴ史上最大規模となる。

レゴで再現されたサグラダ・ファミリア。12万9980円(税込)。Photo: Courtesy of LEGO
レゴで再現されたサグラダ・ファミリア。12万9980円(税込)。Photo: Courtesy of LEGO

レゴグループは、アントニ・ガウディの没後100年にあたる2026年を記念し、バルセロナの象徴的建築であるサグラダ・ファミリアを再現したセットを発表した。総ピース数は1万2060ピースで、レゴ史上最大規模のセットとなる。

1882年に着工したサグラダ・ファミリアは、ガウディが後半生を捧げた未完のカトリック聖堂として知られる。自然界の構造、光、宗教的象徴を重ね合わせた造形は、近代建築史を語るうえで欠かせない存在となってきた。2026年はガウディ没後100年にあたるだけでなく、メインタワー「イエス・キリストの塔」の頂部に高さ約17メートルの十字架が設置され、同聖堂が世界一高い教会となる節目の年でもある。

この建築モデルは、高さ約62センチ、幅約47センチ、奥行約39センチ。卓上に置く模型としては大型だが、それゆえにサグラダ・ファミリアの細部を堪能できる。また、外観の精密な再現に加え、組み立ての過程そのものがサグラダ・ファミリアの建設史をたどるように設計されている。ビルドは後陣と地下礼拝堂から始まり、ガウディが手がけた「生誕のファサード」、彫刻家ジョゼップ・マリア・スビラックスらが手がけた「受難のファサード」へと進む。さらに身廊や聖具室、6本の塔を組み上げ、最後に完成後の正面玄関となる「栄光のファサード」が加わる構成だ。

レゴで作られたサグラダ・ファミリアの外観。Photo: Courtesy of LEGO
Photo: Courtesy of LEGO
外観のみならず、内部も緻密に作り込まれている。Photo: Courtesy of LEGO
Photo: Courtesy of LEGO

ガウディ建築特有の曲線や複雑な装飾を、レゴブロックでどう表現したかにも注目したい。塔やファサードに見られる細密な装飾、垂直方向へ伸びる構造、時間帯によって変化する光の印象は、小さなパーツの反復と組み合わせによって再構成されている。内部には透明パーツも用いられ、ステンドグラス越しに光が差し込むサグラダ・ファミリア特有の空間体験を再現している。このレゴセットのデザイン責任者、ロク・ガリン・コービーは声明で、今回の発表に際して次のように述べている。

「私たちは、ガウディの構想に最大限の敬意を払いながら、長年の建設によって刻まれてきたリズムや、並外れた複雑さをとらえ、それを没入感のある組み立て体験へと置き換えることを目指しました。これは史上最大のレゴセットであるだけでなく、世界でもっとも野心的な建築作品をモデル化したものでもあります。100年以上にわたって進化を続けてきた生きたモニュメントに忠実でありながら、スケールと精密さのバランスを取ることは、他にないデザイン上の挑戦でした。そして私たちは、その成果を心から誇りに思っています」

サグラダ・ファミリアは、ひとつの建築でありながら、世代を超えて受け継がれてきた制作のプロセスそのものでもある。今回のレゴ版は、その壮大な建設史を手元で再構成する試み。日本での販売価格は12万9980円(税込)。事前予約の受付は始まっており、11月1日から販売される予定だ。

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