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  • 2023.10.02

世界最強のアートコレクターは誰!? 2023年版「TOP 200 COLLECTORS」カクテルパーティをリポート

US版ARTnewsの名物企画「TOP 200 COLLECTORS」の2023年版が10月9日に発表される(雑誌は10月17日に発売)。それに先駆けて9月21日、ニューヨーク・マンハッタンにあるウォルドーフ・アストリア・レジデンスのニューヨーク・ギャラリーで記念のカクテル・パーティが開催された。

左から、ルガーノ・ダイヤモンドの創設者モティ・フェルデル、イディット・フェルデル、ともにTOP 200 COLLECTORSの一員であるシアトル美術館(SAM)の理事リサ・グッドマンとジョセフ・ヴァスコヴィッツ。2023年9月21日に開催された、ARTnews TOP 200 COLLECTORSイベントにて(以下同)。

今年で34回目を数えるUS版ARTnewsの「TOP 200 COLLECTORS」は、その年にもっとも積極的かつ挑戦的にアートを購入した世界のアートコレクターを称える名物企画だ。今年の一般公開に先駆け、ルガーノ・ダイヤモンド、HUBインターナショナル、マスコット・ワインの協力を得て開催されたカクテル・パーティには、今回の「TOP 200 COLLECTORS」に選出されたコマル・シャー、ジョセフ・ヴァスコヴィッツ、リサ・グッドマンらを含め、多数の業界関係者たちが集結した。

女性アーティストのコレクションで知られるコレクターのコーマル・シャー(写真左)と経済学者で起業家のマグナス・レッシュ(同右)。

会場となったウォルドーフ・アストリアのレジデンスを彩ったのは、キュレーターでオークショニアのサイモン・ド・ピューリーがキュレーションを担当したアート作品の数々。そこには、アン・テ・リウ、ベンジャミン・プレ、ミンジュン・キム、フィリップ・ドゥクロザ、ローワン・マーシュ、ジェームス・ライアン、フラヴィー・アウディ、マシュー・ピルズベリーといったアーティストたちの作品が含まれていた。

10月17日発売予定のUS版ARTnews「トップ200コレクターズ」号。

訪れたゲストたちの中でも注目を集めていたのは、今回の「TOP 200 COLLECTORS」に新たに選ばれたグレン・R・ファーマン、ジェイミー&ロバート・ソロス、そしてゲイリー・スティールやスティーブン・ライスといった面々だ。

左から、デジタル・ストラテジストのジャジャ・フェイ、ゲスト、アーモリーショーの副ディレクター、アドリアーナ・ファリエッタ。

また、アーティストのオナー・タイタス、デヴィッド・アントニオ・クルス、アートアドバイザーのアナ・ソコロフ、デジタル・ストラテジストのジャジャ・フェイ、イギリスのナショナル・ポートレート・ギャラリーのキム・サジェット館長、イェール大学芸術学部のキンバリー・N・ピンダー学部長、ディーラーのステファニア・ボルトラミ、フリードリッヒ・ペッツェル、ケイシー・カプラン、ニコラ・ヴァッセル、マチュー・テンプロン、タラ・ダウンズなども姿を見せた。

イェール大学芸術学部のキンバリー・N・ピンダー学部長(写真左端)。

この晩もっとも聞かれた話題といえば、今年の「TOP 200 COLLECTORS」のテーマでもある「慈善活動」。これは、イベントの共同主催者、ルガーノ・ダイヤモンドにとっても重要な話題であり、同社は、アンダーソン・ランチ・アート・センター、アスペン美術館、オレンジ・カウンティ美術館を支援している。(翻訳:編集部)

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