ピカソとポール・スミス、異色の出会い──約80点の作品を大胆な空間演出で展観する展覧会が来年開催
国立新美術館は2026年6月10日から9月21日まで、「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」展を開催する。パリ国立ピカソ美術館の所蔵作品からインスピレーションを受けて、イギリス人デザイナーのポール・スミスが会場デザインするかつてない展覧会だ。

国立新美術館で2026年6月10日から9月21日まで、「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」展が開催される。パリ国立ピカソ美術館所蔵のパブロ・ピカソ(1881-1973)作品からインスピレーションを得て、イギリス人デザイナーのポール・スミスが会場のレイアウトを考案する異色のコラボレーションだ。
色使いや壁紙、装飾品や模様にいたるまで、自由な発想で創り上げられた会場は、ポール・スミスがデザインする洋服のような色鮮やかさと楽しさに満ちている。ピカソの初期を代表する《男の肖像》から《アルルカンに扮したパウロ》など、約80点を緩やかな時系列で展観する。
本展は、2023年にパリで開催されたピカソ没後50周年記念展を基にした国際巡回展。ポール・スミスの大胆な空間演出とピカソ作品が織りなす、これまでにない美術鑑賞体験が期待できる。
ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ
会期:2026年6月10日(水)〜9月21日(月・祝)
会場:国立新美術館 企画展示室2E(東京都港区六本木7-22-2)
休館日:毎週火曜日 ※ただし、8月11日(火・祝)は開館、8月12日(水)は休館
開館時間:10:00〜18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
