イギリス王室はアートがお好き! エリザベス女王の巨大コレクションから、新国王チャールズ3世の絵画の才能【2022年のアートニュースまとめ】
2022年2月に在位70周年を迎えたエリザベス女王が、同年5月、96歳で崩御した。ロイヤルファミリーのコレクションには、レンブラントやピーテル・ブリューゲル(父)といった大物アーティストの作品があり、また、新国王チャールズ3世は水彩画を50年近くにわたり制作している。アートを愛するイギリス王室関連のニュースを振り返ろう。
ミケランジェロやレンブラントまで! エリザベス女王のアートコレクション
Photo: AP/アフロ
英国のエリザベス女王が9月8日に96歳で逝去し、世界から追悼の声が相次いだ。コーギー犬や馬を愛し、大馬主としても知られるエリザベス女王は、世界最大級のアートコレクションの所有者でもあった。貴重な美術品の一部を紹介する。
チャールズ新国王は水彩画家! 50年にわたる画業を6作品で紹介
水彩画を制作するチャールズ皇太子(1994年、スイス・クロスタースに て)。Photo: Jurian Parker/UK Press Via Getty Images
エリザベス女王は馬やコーギーを愛していたことで知られているが、このたび新国王となったチャールズ3世が愛情を注いでいるもの、それは水彩画だ。
新国王チャールズ3世の即位を受け、エチオピア政府が略奪された聖なる石版の返還を再要求
ロンドンのウェストミンスター寺院。Photo: Wikimedia Commons
エチオピア政府が、ウェストミンスター寺院内の祭壇で覆いをかけられた状態になっている聖遺物の返還を改めて求めている。これは、19世紀後半の英国軍によるアビシニア遠征時に略奪された文化財の1つだ。
エリザベス女王の新たな像がついにお披露目。女王崩御の1カ月前に完成
ヨーク大聖堂に設置された、故エリザベス女王の新たな像を除幕するチ ャールズ国王。Photo: DANNY LAWSON - WPA POOL/GETTY IMAGES
設置場所を巡り議論が勃発していた故エリザベス2世の新しい像が、国王チャールズ3世 によって除幕された。