アリシア・キーズ夫妻のコレクション展がスタート! 著名人が駆け付けたパーティーをリポート
2月11日、2024年のNFL頂上決戦「スーパーボウル58」のハーフタイムショーに、ヘッドライナーを務めたアッシャーとステージに登場し、世界中の1億1500万人の視聴者を沸かせたアリシア・キーズ。それに先立つ2月6日、彼女と夫で音楽プロデューサーのスウィズ・ビーツ(別名カシーム・ディーン)の初のコレクション展が開幕。オープニングパーティーには、多くのセレブリティが駆けつけた。
アリシア・キーズと、夫のスウィズ・ビーツ(カシーム・ディーン)による初の展覧会「Giants:Art from the Dean Collection of Swizz Beatz and Alicia Keys」は、ニューヨークのブルックリン美術館の大ホールで、7月7日まで開催されている。
この展覧会では、夫妻が長年支援を続ける存命の黒人アーティストを中心とした「ディーン・コレクション」の中から、最も優れた作品の数々を初公開する。そのラインナップには、ジャン=ミシェル・バスキアをはじめ、ローナ・シンプソン、ニーナ・シャネル・アブニー、デリック・アダムス、アーサー・ジャファなどスターアーティストの名前が並ぶ。ブルックリン美術館によれば、中でもメレコ・モクゴシの作品は過去最大級のものを含んでおり、夫妻が力を入れているゴードン・パークスの写真や、ケヒンデ・ワイリーによる革新的な油彩の肖像画と並ぶ見どころだという。
展覧会に先立つ2月6日、同館でオープニングパーティーが開催され、夫妻の友人や著名なアーティスト、コレクター仲間が駆け付けた。以下、華やかなパーティーの様子と展示作品をご紹介しよう。
パーティーでは、ブルックリン美術館館長アン・パステルナックがスピーチをした。写真手前からアリシア・キーズ、スウィズ・ビーツ。
エボニー・G・パターソン《. . . they were just hanging out you know . . . talking about . . . ( . . . when they grow up . . . )》
ハンク・ウィリス・トーマス《 All Things Being Equal… 》
ケヒンデ・ワイリー《Femme piquée par un serpent》
ラッパーのリル・ベイビー(写真手前)とスウィズ・ビーツ。
クワメ・ブラスウェイトの写真作品。
現代アーティスト・写真家のハッサン・ハッジャージュ(写真左)とアリシア・キーズ。
ヒップホップカルチャーの生き字引として知られるアーティスト、ファブ・ファイヴ・フレディー。
南アフリカを代表するアーティスト、エスター・マフラングの作品。
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