ファッションとアートが織りなす「夜」の物語──アクネ ストゥディオズが『ACNE PAPER』新刊を発売
スウェーデンのファッションブランド、Acne Studios(アクネ ストゥディオズ)が、夜をテーマに『ACNE PAPER(アクネ ペーパー)』最新号を発売した。
「Acne Studios(アクネ ストゥディオズ)」は、1996年にスウェーデンのストックホルムで、グラフィックデザイン、映画、広告を中心としたクリエイティブ集団ACNE(アクネ)の一組織として設立されたラグジュアリー・ファッションハウスだ。Acne Studiosは一般的なマーケティングや広告を避け、「ACNE PAPER(アクネ ペーパー)」と呼ばれる雑誌を年2回発行している。毎号テーマを決めており、過去にはカリーヌ・ロワトフェルド、デヴィッド・リンチ、ティルダ・スウィントンなどさまざまなジャンルの著名人が寄稿者として登場した。
6月12日に発売したACNE PAPERの最新号のテーマは「Nocturne(夜)」。過剰なテクノロジーと絶え間ない情報サイクルによって夜の魅力が脅かされる現代において、古代から人間の想像力を強く刺激し、深いインスピレーションの源であった夜の魅力を再認識し、夜の素晴らしさを讃える。
暗闇の中から、モデルのジェイド・ヒューと表情豊かなオートクチュールのドレスが浮かび上がる印象的な表紙は、写真家、ジョーダン・ヘミングウェイとスタイリスト、エマン・デバティスタによる作品だ。
22時4分53秒から始まるこの最新号では、キャスパー・セイエルセンとソフィア・コサダ、ジェット・スワンとケイティ・イングランド、ルイス・アルベルト・ロドリゲスとジェイコブ・K、エリカ・カマノとレオポルド・デュシュマン、クリスティーナ・ナーゲルとビート・ボリジェ、ティボー・グレヴェとオラ・エビティ、ラファエル・パヴァロッティとジョージ・クラコビアック、レスリー・チャンとオードリー・フーら気鋭クリエーターたちが、イメージの数々を通じて、ファッションとアート、写真が織りなす「夜」の物語を繰り広げる。そして05時1分42秒、ソフィア・コサダがメイクアップを担当し、キャスパー・セヤルセンが撮影した13人の印象的な瞳で、一冊は「夜」を終える。
ACNE PAPER ISSUE 19 8250円(税込)
取扱店舗:Acne Studios Aoyama、Acne Studios Midosuji、その他一部書店