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ケンダル・ジェンナーが裸足で真夜中のルーブル美術館を堪能。ダ・ヴィンチ《モナリザ》も独り占め!

アートコレクターとしても知られるスーパーモデルのケンダル・ジェンナーが、6月26日、自身のインスタグラムで閉館後のパリ・ルーブル美術館を貸し切ってアート鑑賞を楽しんだ様子を公開した。

2024年5月06日、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催された「The 2024 Met Gala Celebrating "Sleeping Beauties: Reawakening Fashion"」に出席したケンダル・ジェンナー。Photo: Jeff Kravitz/FilmMagic Getty images

アメリカで最も有名なファミリー「カーダシアン=ジェンナー家」の一員で、ファッション界のトップに君臨するスーパーモデルのケンダル・ジェンナー。彼女は熱心なアートコレクターであり、アート・バーゼル・マイアミ・ビーチの常連としても知られている。

そんなジェンナーが6月26日、自身のインスタグラムに、24日から27日まで開催のパリ・ファッション・ウィークのため訪れていたパリのルーブル美術館を貸し切り、アート鑑賞を楽しんだ様子を投稿した。

投稿された一枚目の写真は、閉館後の同館で、ルネサンス時代の画家パオロ・ヴェロネーゼの名作《The Wedding Feast at Cana》(1563)を眺めるジェンナーの姿だ。さらに、通常は人混みで遠目からしか眺めることしかできないダ・ヴィンチモナリザ》を身を乗り出して鑑賞する様子を捉えた羨ましい1枚もある。ギリシャ彫刻が並ぶ「カリアティードの間」や、アントニオ・カノーヴァの《アモール(エロス)とプシュケ》も、観客がいないため言うまでもなくベストショットだ。

ファンが注目したのは、その写真の美しさだけではない。アート鑑賞しているジェンナーは、なんと裸足なのだ。ルーブルには、1日に約3万人もの観客が訪れる。人々が土足で足を踏み入れたフロアを裸足で歩き回れるのが不思議でならなかったファンもいたようで、コメント欄には「ルーブルを裸足で? 私には無理」「クレイジー」「靴はどこに行ったの?」というメッセージが相次いだ。メディアも、今年の夏季オリンピックで水上競技を開催するにはあまりにも汚すぎると判断されたセーヌ川の水質や、昨年の「トコジラミ」騒動を取り上げて、いかにフランスがイメージよりも汚い街かをジェンナーの行動と並べて伝えている

羨望とともにファンの心をざわつかせた「真夜中の美術館」は、ジェンナーが現在交際中のプエルトリコ出身のシンガー、バッド・バニーとのロマンチックなデートだったようだ。写真にバニーの姿は無いが、2人が6月24日の夜に一緒にルーブル美術館に到着したところをパパラッチにキャッチされている。

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