考古学をめぐる名作を厳選! サブスク視聴できる映画・ドキュメンタリー6選
- TEXT BY KAZUMI NISHIMURA
イギリスのサットン・フー遺跡の大発見、インディ・ジョーンズに代表される冒険活劇、そして古代ローマの英雄たちの叙事詩など、映像に描かれる考古学的物語は、時代を超えて人々を魅了してきた。それらには、人間ドラマや考古学的発見の裏側にある現実、そして歴史解釈の難しさまでもが織り込まれている。ここでは、おなじみの名作から隠れた名ドキュメンタリーまで、サブスクリプションで視聴可能な映画・ドキュメンタリー6作品を厳選して紹介する。

1. 世紀の大発見サットン・フー遺跡を巡るドラマ『時の面影』






1939年、イングランド東部イースト・アングリア地方の私有地から、大量の宝物とともに1隻の船が丸ごと埋葬された、約1400年前のアングロ・サクソン時代の有力者の墓「サットン・フー遺跡」が発見された。本作は、この世紀の大発見を描いたジョン・プレストンの小説『The Dig』(2007)を映画化した。
第2次世界大戦の影が色濃く迫る1939年。サフォーク州の地主エディス・プリティ(キャリー・マリガン)は、自身が所有するウッドブリッジ近郊のサットン・フーにある墳丘墓の発掘を、正規の学術教育を受けていない独学の発掘家バジル・ブラウン(レイフ・ファインズ)に依頼する。ブラウンは長年の経験と勘から、当初プリティが発掘を望んでいた墳丘とは別の比較的小さな墳丘墓に注目し、これが7世紀のアングロ・サクソン時代に遡る可能性を見抜く。だが、その主張は地元イプスウィッチ博物館の館長に退けられ、館長は別の古代ローマ遺跡の調査に誘う。ブラウンはその誘いを断り、墳丘墓の発掘に専念することを選ぶ。
発掘が進むにつれ、戦争の足音はますます近づき、調査に関わる人々それぞれの人生や葛藤が浮かび上がっていく。本作が描き出すのは、「遺跡を掘る」という行為が単なる考古学的作業ではなく、人間の人生や社会そのものと深く結びついているという事実だ。
作品情報:『時の面影』
製作年:2021年
時間:112分
キャスト:キャリー・マリガン、レイフ・ファインズ、リリー・ジェームズ
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2. 古代エジプト発掘の光と影「悠久の地、サッカラ遺跡: 眩き時代を語る」










エジプトのサッカラ遺跡は、古代エジプトの首都メンフィスに属する巨大な埋葬地で、古王国時代からローマ時代に至るまで、約4000年以上にわたって使われ続けてきた。現在も新たな発見が相次ぎ、世界中の考古学者の注目を集めている。本作は、そんなサッカラ遺跡で新発見を求めて奮闘するエジプトの考古学者たちを追ったドキュメンタリー。数多くのテレビドキュメンタリーを手がけてきたジェームズ・トーベルが監督を務める。
物語は、約4400年前から砂に埋もれていた未発掘の墓の発見から始まる。そこは高位の神官ワフティとその家族の墓で、内部には色鮮やかな壁画やヒエログリフがほぼ完全な状態で残されていた。調査が進むにつれ、ミイラ処理されていないワフティの遺体や、同時期に亡くなったとみられる複数の子どもの遺体が見つかり、その死に謎が浮上する。さらに墓の周辺からは、ネコをはじめとする大量の動物のミイラが発見され、その中には極めて珍しい子ライオンのミイラも含まれていた。
一方で、これほどの成果を挙げても、発掘の意義が評価されなければ政府からの予算は下りない。本作は、発見の栄光だけでなく、現代の考古学者たちが直面する厳しい現実も浮き彫りにしている。ちなみに、番組内で発見された子ライオンのミイラは、現在開催中の「ラムセス大王展」(1月4日まで)で来日している。
作品情報:「悠久の地、サッカラ遺跡: 眩き時代を語る」
製作年:2020年
時間:114分
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3. 考古学ファンタジーの決定版! 痛快アクションも見どころ『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』




スティーブン・スピルバーグ監督による「インディ・ジョーンズ」シリーズの中でも、娯楽映画として、そして考古学ファンタジー映画としても最高峰と評価される金字塔的作品だ。
考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)のもとに、聖杯研究の第一人者である父・ヘンリー(ショーン・コネリー)が消息を絶ったという知らせが届く。ナチスが「永遠の命をもたらす聖杯」を狙い、研究を進めていたヘンリーを連れ去ったのだ。インディは父の残した「聖杯日誌」を手がかりに、彼を救い出す旅へと向かう。
クライマックスで聖杯が隠されていた場所として登場するのは、ヨルダンに実在する古代遺跡ペトラ。紀元前4世紀から2世紀にかけてナバタイ人が築いたこの都市遺跡では、現在も発掘調査が続けられており、2024年には12体の遺骨と副葬品を含む無傷の墓が発見されている。
作品情報:『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』
製作年:1989年
時間:127分
キャスト:ハリソン・フォード、ショーン・コネリー、リヴァー・フェニックス、アリソン・ドゥーディ
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4. 夢に取りつかれた実在の探検家を描く『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』
1925年、ブラジルの熱帯雨林に存在すると考えた「失われた都市Z」を求めて密林に赴き消息を絶ったイギリスの元軍人、地図製作者、探検家のパーシー・ハリソン・フォーセットを描いた映画。
1905年、イギリス陸軍将校のパーシー・フォーセット(チャーリー・ハナム)は、王立地理学協会の命を受け、ブラジルとボリビアの国境地帯の測量探検に参加する。当初は測量が目的だった任務は、過酷な自然環境や先住民族との接触を通じて、次第に彼の人生を大きく変えていく。任務の最中に、土器の破片など文明の痕跡を目にしたフォーセットは、「かつてここに高度な古代都市が存在していたのではないか」という仮説を抱き、「失われた都市Z」への執着を深めていく。派手なアクションは控えめながら、夢に取り憑かれた男と、その不在に耐える家族の姿を淡々と描く本作は、人間の業や、華やかな発見の裏で起こりうる大きな犠牲について示唆し、重い余韻を残す。
作品情報:『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』
製作年:2016年
時間:141分
キャスト:チャーリー・ハナム、ロバート・パティンソン、シエナ・ミラー、トム・ホランド
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5. 運命に翻弄された古代ローマ将軍の物語『グラディエーター』




古代ローマにおいて、見世物として闘技場で戦うことを職業とした戦士「グラディエーター」。その多くは戦争捕虜、罪人、奴隷が訓練所(ルドゥス)に送られて戦うことを強制される存在だが、功績を重ねるとスター選手となり、自由の身分を得られることもあった。本作は、運命に翻弄され、グラディエーターに身を落としたローマ帝国の将軍の物語だ。
ローマ帝国の将軍マキシマス(ラッセル・クロウ)は、名将として皇帝のマルクス・アウレリウス(リチャード・ハリス)に厚く信頼されていた。自身の老いを自覚する皇帝はマキシマスに次のローマを託したいと考える。しかし、その意思を知った皇帝の息子コンモドゥス(ホアキン・フェニックス)は父を殺害し、皇帝の座を略奪。マキシマスとその家族を暗殺するよう命じる。登場人物の中でローマ皇帝マルクス・アウレリウスとコンモドゥスは実在しており、映画の通りにコンモドゥスは悪王として知られていた。史実によれば、彼はコロッセオの回廊を通過中に暗殺未遂に遭うなど度々命を狙われており、最終的には彼の重臣たちが雇った剣闘士ナルキッソスによって絞殺された。
作品情報:『グラディエーター』
製作年:2000年
時間:155分
キャスト:ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、リチャード・ハリス、コニー・ニールセン、オリヴァー・リード
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6. 火山灰に埋もれた悲劇の都市のリアルに迫る『ポンペイ』
イタリア南部にある古代ローマの都市ポンペイは、かつて商業の中心地として繁栄していた。だが西暦79年のヴェスヴィオ山の大噴火によって街は一気に火山灰に埋まり、長い間その存在は忘れられていた。この映画は、最初に地震が起こり、次に噴煙柱の上昇(プリニー式噴火)、軽石の降下、火砕流による壊滅という、ヴェスヴィオ火山の実際の噴火の段階を考古学・火山学に基づいてかなり正確に再現していると言われている。
幼い頃に故郷を滅ぼされ、剣闘士として育てられた青年マイロ(キット・ハリントン)。彼はポンペイで開催される闘技大会に参加するため連れてこられ、その道中でローマ貴族の娘カッシア(エミリー・ブラウニング)と出会い、身分の差を越えて惹かれ合っていく。しかし街では政治的陰謀が渦巻き、さらに遠くではヴェスヴィオ火山が不穏な兆しを見せ始める。
作品情報:『ポンペイ』
製作年:2014年
時間:105分
キャスト:キット・ハリントン、エミリー・ブラウニング、キャリー=アン・モス、アドウェール・アキノエ=アグバエ
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エジプトで約3500年前の岩窟墓を発見。ヒエログリフが明かす高官と家族たちの姿|エジプト・サッカラのブバステイオン墓地で、新王国時代に造られた3基の岩窟墓が発見された。壁に刻まれたヒエログリフから、約3500年前を生きた高官たちやその家族の経歴、近東との軍事・外交関係が浮かび上がる。【続きを読む】Photo: Egyptian Ministry of Tourism and Antiquities.
発掘調査の様子。Photo: Facebook/Ministry of Tourism and Antiquitiesا

発掘調査の様子。Photo: Facebook/Ministry of Tourism and Antiquitiesا

墓内の壁に施されたレリーフ。Photo: Facebook/Ministry of Tourism and Antiquitiesا

墓内の様子。Photo: Facebook/Ministry of Tourism and Antiquitiesا

100年前の出土品、エジプト最古の回転工具と判明──6000年前の高度な技術と交易も示唆|約100年前に発掘され、ケンブリッジ大学考古学・人類学博物館に所蔵されている小さな銅合金製の遺物が、エジプト最古の回転式穿孔工具だったことが新たな分析で明らかになった。先王朝時代にさかのぼるこの発見は、当時の職人技術の高度さに加え、長距離交易ネットワークの存在を示す可能性もある。【続きを読む】Photo: Metropolitan Museum of Art

古代エジプトの貴重な考古遺物36点がアメリカから返還。彫像、壁画、写本等の画像を公開|エジプト観光・考古省は11月6日、同国から不法に持ち出された36点の考古学的遺物を、アメリカの検察当局との協力で回収したと発表。古代エジプトから古代ローマ時代にかけての彫像、壁画、写本など、貴重な遺物の画像が公開された。【続きを読む】
古代エジプト第18王朝時代(紀元前1550年頃〜1292年頃)の石板。Photo: Egyptian Ministry of Tourism and Antiquities

メトロポリタン美術館から返還された25点の希少なコプト語・シリア語写本の1つ。Photo: Egyptian Ministry of Tourism and Antiquities

古代ローマ時代(西暦1世紀頃〜4世紀頃)の彫像の頭部。Photo: Egyptian Ministry of Tourism and Antiquities

3300年前の「死者の書」に修正跡。3D顕微鏡で古代エジプトの「修正液」を特定|イギリス・フィッツウィリアム博物館の研究者たちが、約3300年前の「死者の書」から古代エジプト版の「修正液」を特定した。ジャッカル姿の神と思われる図像をより細く見せるため、白い顔料を塗り重ねて描き直していたことが明らかになった。【続きを読む】Photo: ©The Fitzwilliam Museum, University of Cambridge

ジャッカルの胴体部分拡大図。Photo; Facebook/The Fitzwilliam Museum, Cambridge

エジプトで紀元前300年頃の「魚の塩漬け工場」跡を発見!|エジブトの西部ナイル・デルタの2遺跡から、紀元前300年頃の工房群とローマ時代の埋葬施設が見つかった。工房群からは約1万点の魚骨も出土しており、考古学者らは、当時の産業活動と生活実態への理解を深める発見と評価している。【続きを読む】Photo: Courtesy Egyptian Ministry of Tourism and Antiquities
クレオパトラの墓に新たな手がかりか。水没した港と地下トンネルを発見した研究者は「時間の問題」|エジプト・アレクサンドリア西郊、タップ・オシリス・マグナ神殿遺跡のある海岸部の沖合で、水没した古代の港が見つかった。2022年の地下トンネル発掘に続き、クレオパトラの墓を発見する鍵になるものと考古学者らは見ている。【続きを読む】Photo: DEA / G. DAGLI ORTI/De Agostini via Getty Images
150年ぶり快挙! 古代エジプト「カノプス勅令」の新たな石碑を完全な状態で発見|古代エジプト、プトレマイオス3世治世下の紀元前238年に発布された「カノプス勅令」の、これまで知られていなかった複製が完全な形で見つかった。新たな石碑の出土は実に150年ぶりだという。【続きを読む】Photo DeAgostini/Getty Images
イエスが病を癒す壁画も──宗教の変遷を物語る古代エジプトの遺跡を発見|エジプトの西方砂漠にあるハルガ・オアシスで、西暦3世紀から7世紀にかけてのものと見られる都市の遺構が見つかった。古代エジプトに初期キリスト教が浸透したコプト時代を知る手がかりとなる建造物や遺物が出土している。【続きを読む】Photo: Egyptian Ministry of Tourism and Antiquities
エジプトの古代都市から3人の高級官僚の豪華な墓が出土。碑文が所有者特定の鍵に|エジプト観光・古代史省が、ルクソールのネクロポリスから新王国時代(第18~20王朝時代、紀元前1539年頃から1077年頃)の3人の高級官僚の墓が発見された。【続きを読む】Photo: Egypt Ministry of Tourism and Antiquities/AP
古代エジプトの「青色」が千年の眠りから目覚める! アメリカの研究チームが完全再現に成功|アメリカ・ワシントン州立大学が率いる研究チームが、古代エジプトの幻の合成顔料「エジプシャンブルー」の再現に成功した。【続きを読む】Photo: Bildagentur-online/Schoening/Universal Images Group via Getty Images
古代エジプトの「魂の家」から手形発見。4000年前の職人技を伝える稀少な資料|約4000年前に作られた古代エジプトの粘土製模型「魂の家」から、人の手形が見つかった。埋葬用に使われたこの模型には、制作時に誤って触れたとみられる職人の痕跡が残されていた。【続きを読む】Photo: Courtesy of The Fitzwilliam Museum
「魂の家」の底面。左下の部分に手形があるという。Photo: Courtesy of The Fitzwilliam Museum
手形部分のクロースアップ。Photo: Courtesy of The Fitzwilliam Museum
前面には食べ物などが供えられた。Photo: Courtesy of The Fitzwilliam Museum
古代エジプト写本に残された「人類滅亡の予言」──5000年前の警告、その謎に研究者が挑む|エジプトにあるネクロポリス、サッカラで考古学者たちが発掘調査を行ったところ、5000年前の写本を発見した。写本を解読すると、人類に共通する「恐ろしいメッセージ」が現れたという。【続きを読む】Photo: Wikimedia Commons
古代エジプト彫刻の常識を覆す発見! 墓荒らしが見逃した石像がサッカラ遺跡で出土|エジプトのサッカラ遺跡で、盗掘者が放置した石像が発見された。丸彫りと浮き彫りを併用したこの石像は、古王国時代に類例のない作品として、専門家たちの関心を呼んでいる。【続きを読む】Photo: Courtesy of Zahi Hawass Library
男性の後ろ脚に隠れる姿て彫られている少女。Photo: Courtesy of Zahi Hawass Library
2000年前の豪華遊覧船をアレクサンドリア港沖で発見──伝説の巨大船「タラマゴス」、初の実物か|エジプトのアレクサンドリア港沖で、初期ローマ時代の遊覧船の遺構が見つかった。全長約35メートルに及ぶこの船は、紀元前1世紀のギリシャ人歴史家ストラボンが書き残した記述と驚くほど一致しており、2000年の時を経て、文献の中の存在が考古資料として姿を現すかたちとなった。Photo: Christoph Gerigk ©Franck Goddio/Hilti Foundation
遊覧船の遺構の3D写真測量図。Photo: Christoph Gerigk ©Franck Goddio/Hilti Foundation

パレストリーナのモザイク画部分。小型だが、今回見つかった船と類似する特徴を持つ。Photo: Wikimedia Commons
世界の七不思議「アレクサンドリアの大灯台」海底から巨大石材──歴史の空白を埋める手がかりに|フランス国立科学研究センターの調査チームが、世界七不思議の1つ、アレクサンドリアの大灯台の海底遺構から22個の巨大な石材を引き上げた。アレクサンドリア港の底からは、約30年前に初めて、遺跡と断定できる柱や彫像が発見されている。【続きを読む】Photo: Courtesy GEDEON Programmes / CEAlex

紀元前に建てられたエジプト軍事施設の建築様式と役割が明らかに|エジプト北部のシナイ砂漠にある遺跡、テル・アブ・サイフィで数十年前に発見された要塞の全貌を解明する新たな手がかりが見つかった。発掘調査によって、高度な要塞システムや石灰岩の道、兵士の宿舎が姿を現した。【続きを読む】Photo: Courtesy of Egyptian Ministry of Tourism and Antiquities

要塞へと続く道も発見されており、この下にはプトレマイオス朝に敷かれた道が埋まっている可能性がある。Photo: Courtesy of Egyptian Ministry of Tourism and Antiquities

ラムセス3世の碑文をヨルダン南部の岩壁で発見!|エジプト王ラムセス3世の碑文がヨルダン南部で発見され、ファラオの影響力がアラビア半島まで及んでいたことが証明された。この発見は古代エジプトの交易ネットワークと地域支配の実態を解明する重要な手がかりとなる。【続きを読む】Photo: Universal History Archive/Universal Images Group via Getty Images

ワディ・ラム砂漠で発見されたラムセス3世のカルトゥーシュ。Photo: Jordanian Ministry of Tourism and Antiquities
世界最古のピラミッドで古代エジプト王子の墓を発見|エジプトのサッカラで古代エジプト王子の墓が発見され、複数の重要な遺物も出土した。その中には異なる時代のものも含まれており、古代エジプトの埋葬施設が長期間にわたって再利用されていたことを裏付けている。【続きを読む】Photo: Courtesy Egyptian Ministry of Tourism and Antiquities
ありえない場所から古代エジプト新王国時代の集落跡を発見!|フランス国立科学研究センターの研究者らは、エジプトのマリウト湖近くのコム・エル・ヌグスで、約3500年前の古代エジプト新王国時代の集落跡を発見した。専門家は「同時代におけるエジプト西部国境の歴史を完全に書き替えるものだ」と語る【続きを読む】Photo: Courtesy of Sylvain Dhennin/Antiquity

ラムセス3世の軍司令官の墓は「リサイクル」?|エジプト考古最高評議会(SCA)の考古学調査団がエジプト北東部にあるテル・エル・マシュータ遺跡を調査したところ、古代ギリシャ、ローマ時代後期に作られた墓群とともに、ラムセス3世の時代にさかのぼる軍司令官の墓を発見した【続きを読む】Photo: Getty Images

発見された、ラムセス3世のカルトゥーシュが刻まれた金の指輪。Photo: Instagram/Luxor Times

まるで創世神話の1シーン! 最新調査で、古代エジプト・カルナック神殿は「島」にあったことが判明|エジプト・ルクソール近郊にあるカルナック神殿で、この地域における初の包括的な地質考古学調査が行われた。その結果、初期のカルナックは河川の浸食により出現した島状の地形であったことや、中王国時代に始まったと考えられていたこの地域への人々の居住が300年以上も前の古王国時代から行われていたことが明らかになった。【続きを読む】Photo: NurPhoto via Getty Images
ツタンカーメン以来100年ぶりの快挙! 謎の王トトメス2世の墓を発見|エジプト観光・遺跡省は、古代エジプトのファラオ、トトメス2世の墓を発見したと発表した。これは1922年にイギリスの考古学者ハワード・カーターによってツタンカーメン王の墓が発見されて以来、実に103年振りの王族の埋葬室の発見となる。【続きを読む】Photo: Courtesy the Egyptian Ministry of Tourism and Antiquities

「謎の王トトメス2世のミイラはここにある」──発掘チームが考古学史を覆す仮説を発表|古代エジプト第18王朝のファラオ、トトメス2世の墓が発見されたニュースは、古代遺跡ファンを大いに沸かせた。それ以外にも発掘チームは、この場所にトトメス2世のミイラが眠る墓室があると考えている。【続きを読む】Photo: Getty Images
古代エジプトのミイラは高級スパの香りがした!?|ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)とスロベニアのリュブリャナ大学による研究チームがカイロのエジプト博物館に展示・保管されている5000年前の古代エジプトのミイラから放たれる香りを調査した結果、「高級スパ」のような香りであったと発表した。【続きを読む】Photo: Oli Scarff/Getty Images

ギザの大ピラミッドを作業員が打ち砕く動画がSNSで炎上|ギザの大ピラミッドでハンマーやノミなどの道具を使って作業する作業員の動画がソーシャルメディアで拡散された後、「管理のずさんさ」を非難するエジプト学者やエジプト議会が声明を発表するなど物議を醸している。【続きを読む】Photo: Anadolu via Getty Images
大エジプト博物館がついに開館! ツタンカーメン王墓の「完全再現」も|たび重なる開館延期を経て、大エジプト博物館が11月1日にすべての展示施設を一般公開した。これまで未公開だった遺物の数々や、ギザのピラミッドを望む大階段など、見どころ満載だ。【続きを読む】Photo: Rehab Eldalil
ツタンカーメン王のマスクを一目見ようと来場者が殺到した。Photo: Kenneth Garrett
大エジプト博物館の奥にはピラミッドが。周辺地域は大規模な再開発が行われ、宿泊施設やレストラン、ショッピングモールなどが立ち並ぶ。Photo: Courtesy of Grand Egyptian Museum
古代エジプトの「魔術師」が眠る墳墓を発見!|古代エジプト王のペピ2世が統治していた時代に生きた医師「ティティ・ナブ・フ」の墓が調査チームによって発見された。独特な彫刻やドローイングで墓は彩られており、当時の日常生活や文化の解明につながるとエジプト政府は発表している。【続きを読む】

