3月18日、イギリス・ロンドン北部イズリントン地区で発見された新作には、高圧洗浄機らしきものを持った女性の姿と、緑のスプレーペイントで描かれた葉のようなシルエットが描かれている。その後、何者かによって白いペンキが投げつけられ、一時はビニールシートで保護されることに。【続きを読む】Photo: Dan Kitwood/Getty Images
バンクシーが2018年にパリ・ポンピドゥー・センターの駐車場の看板裏に制作した作品を盗んだ罪で、バンクシーの友人を謳う男が裁判にかけられた。被告には執行猶予付き2年の実刑判決と600万円以上の罰金や損害賠償金の支払いが命じられた。【続きを読む】Photo: Aurelien Morissard / IP3 / Getty Images
ストリートから音楽フェスへ。グラストンベリー2024では、当時の英スナク政権による厳しい不法移民施策に批判の目が向けられる中、移民を乗せた膨張式の救命ボートを模した作品が会場に投げ込まれ、観客の間をクラウドサーフィンしていった。【続きを読む】Photo: Jim Dyson/Redferns
8月5日から9日間連続で動物をモチーフに作品を発表したバンクシー。例によって作品はInstagram上で発表され、投稿のコメント欄には、気候変動や環境破壊による野生生物の生息地減少を非難しているといった様々な憶測が飛び交った。【続きを読む】Photo: Carl Court/Getty Images
1日目のヤギに続く動物シリーズより8月6日に発表されたのは、高級住宅地のチェルシーに描かれた見つめ合う2頭のゾウ。【続きを読む】Photo: Yui Mok/PA Images via Getty Images
動物シリーズ第3弾として、8月7日はロンドン東部ジョーディッチ・ハイ・ストリート付近の橋に3匹のサルが登場。【続きを読む】Photo: Henry Nicholls/AFP via Getty Images
8月9日に発表された動物シリーズ第4弾は、ロンドン南東部のベッカム地区の白い衛星アンテナに描かれた遠吠えするオオカミ。しかし発表からまもなく、覆面姿の何者かによってアンテナごと持ち去られてしまった。【続きを読む】Photo: Jordan Pettitt_PA Images via Getty Images
動物シリーズ5作目は8月9日に発表。魚をついばむ2羽のペリカン。ロンドン北東部にあるフィッシュ・アンド・チップス店の看板も作品の一部に。【続きを読む】Photo: Matthew Baker/Getty Images
8月10日に明らかになったのは、伸びをする大きな黒猫。ロンドン北東部にある空き看板に描かれた動物シリーズ6作目にあたる本作は、盗難を恐れた業者によって、数時間後に撤去された。【続きを読む】Photo: AFP via Getty Images
8月11日、動物シリーズ第7弾のキャンバスとなったのは、ロンドンの金融街、シティ・オブ・ロンドンの警備派出所。そこにピラニアの群れが描かれている様子はCCTVカメラにも映っており、ロンドン市警は「犯罪行為だ」と声明を発表した。【続きを読む】Photo: AFP via Getty Images
8作目となる「車に足をかけたサイ」は8月12日に発表。多くの人はサイと車が交尾をしていると解釈し、「産業界が自然を愚弄(Fuck)したように、今度は自然が産業界を愚弄(Fuck)しようとしている」などのコメントがネットを賑わせた。【続きを読む】Photo: Getty Images
いよいよ8月13日、シリーズ9作目にして最終作が発表された。舞台はロンドン動物園のシャッターで、ゴリラがアシカと鳥を解放する様子をその他の動物が内側から眺めているように描かれている。このシャッターは現在撤去され、レプリカに置き換えられている。【続きを読む】Photo: Leon Neal/Getty Images
バンクシーの代表作の一つである《風船を持った少女》がロンドンのギャラリーから盗み出された。犯行の一部始終は監視カメラに収められていたことから、犯人は1週間以内に逮捕された。【続きを読む】Photo: Getty Images
2006年にバンクシーが《Well-Hung Lover》を描いたイギリス・ブリストルの物件が、作品ごと2025年2月にオークションに出品されることが発表された。予想価格は70万ポンド(1億3000万円)。【続きを読む】Photo: Andrew Michael/Education Images/Universal Images Group via Getty Images
12月17日、バンクシーが約4カ月ぶりに自身のInstagramに新作を投稿。コメント欄にはパレスチナ支持のメッセージや、母親は聖母マリアだとする見解、母と子の様子から「別離」や「機能不全に陥った社会」を暗示しているのではないかといった憶測が飛び交った。【続きを読む】Photo: Instagram/@banksy