今度はサル! バンクシーが3日連続で新作を発表。ロンドンのファンたちは大興奮
ロンドン市内でヤギとゾウの作品を発表したバンクシーは、またもや新作を発表した。綱を渡っているようなサルが描かれた本作も、本人のInstagram上で作品の存在が明かされ、この二日間で発表された作品と合わせた考察がコメント欄にあふれている。

2日連続で新作をロンドン市内で発表して話題を呼んでいるバンクシーが、またもや新たな壁画を制作した。
BBCによれば、橋に刻まれた溝に手やしっぽをかけて移動しているサルが描かれたこの新作は、ロンドン東部のショーディッチ・ハイ・ストリートからほど近いブリック・レーンにかかる橋で見られるという。バンクシーはこれまで同様に、本作をInstagram上で明かしている。
この作品は、今週ロンドンに現れた3つ目の作品で、これまでの2作品と同じく動物を題材としている。一つは、ロンドンのキュー橋近くの壁の支柱にとまっている黒いヤギを描いたもの。もう一つは、向かい合う2頭の象が、チェルシー地区にある2つの塞がれた窓に描かれた。
この3つの作品に関する投稿にはキャプションやタイトルが含まれておらず、ネット上ではアーティストが伝えようとしている内容を推測するコメントが飛び交っている。
ファンから注目される3つの新作はさらなる保護が必要となる。というのも、高圧洗浄機を手にした女性が描かれたロンドン北部にある作品は、公開直後に白いペンキで汚されたからだ。この作品はその後、住宅のオーナーによってビニールシートと木の板が取り付けられた。(翻訳:編集部)
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