チームラボプラネッツがギネス認定! 年間250万超が来館、2025年初頭には新エリアもオープン
東京・豊洲にある「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は、2023年4月1日から2024年3月31日までの来館者数が計250万4264人となり、単一アート・グループの美術館としてギネス世界記録に認定された。7月10日に授与式が行われ、同日、2025年初頭に新エリアがオープンすることが発表された。
東京・豊洲で2018年7月にオープンした「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は、アートコレクティブ・チームラボが手掛けた4つの巨大な作品空間と、2つの庭園からなるアート施設。
同館は、2023年4月1日から2024年3月31日までの来館者数が計250万4264人を記録し、単一アート・グループの美術館として最も来館者が多い「Most visited museum(single art group)」として、このほどギネス世界記録(TM)に認定された。
7月10日、同施設の鏡張りの空間にランの花が咲き誇る「Floating Flower Garden」でギネス世界記録公式認定証授与式が行われた。授与式では、ギネスワールドレコーズ公式認定員のジャスティン・パターソンが登場し、チームラボ代表の猪子寿之に公式認定証を手渡した。猪子は「ギネス認定を光栄に思います。チームラボプラネッツは、Googleが発表した2023年の年間検索ランキング(のアート施設部門)でもルーブル美術館、大英博物館などに次いで5位にランクインしており、世界の人たちに注目してもらえているというのはとても嬉しいことです」と喜びを語った。
また同日、チームラボプラネッツに大規模な新エリアが2025年初頭に加わることが発表された。新エリアは、創造的運動空間「運動の森」、共創(共同的な創造性)のための教育的なプロジェクト「学ぶ!未来の遊園地」、そして「捕まえて集める森」で構成され、10点以上の新作を展示するという。
「運動の森」は、「身体で世界を捉え、世界を立体的に考える」をコンセプトにした、空間認識能力を鍛える新しい「創造的運動空間」。来場者は複雑で立体的な空間で、猪子代表いわく「裏山で遊ぶように」身体まるごと使って知覚する。
「学ぶ!未来の遊園地」は、共同的な創造性、「共創」をコンセプトにした教育的プログラム。クレヨンで自身が描いた動物を読み取ると、空間の中でその動物が動き出す。そして、他の人たちが描いた動物と、食べる食べられるといったある種の生態系を繰りひろげる。
「捕まえて集める森」は、「捕まえ、観察し、解き放つ」をコンセプトに、自らの身体で探索し、発見し、捕まえることで興味を広げる新しい「学びの空間」。スマートフォンをかざしながら探索し、空間に現れた動物をスマートフォン上の弓矢で射ると動物を捕らえることが出来、動物たちを集めると自分だけの図鑑が出来上がる。
チームラボプラネッツ TOKYO DMM
住所:東京都江東区豊洲6-1-16
時間:9:00~22:00(入場は1時間前まで)
休館日:7月10日、8月7日、9月4日