2023年アート・バーゼル・マイアミ・ビーチの出展者リストが発表。日本からはナンヅカ、スカイ・ザ・バスハウスが参加
2023年12月8日から12月10日まで開催されるアメリカ最大級のアートフェア、アート・バーゼル・マイアミ・ビーチの出展者が発表された。
昨年は史上最大の283ギャラリーだったが、今年は277ギャラリーとわずかな減少となった。
メインセクションのギャラリーズには、デヴィッド・ツヴィルナー、ガゴシアン、ハウザー&ワース、ペース・ギャラリーの4大メガギャラリーに加え、パリを拠点にするミンスキー、ニューヨークのオルトゥザール・プロジェクツ、サンフランシスコのワインスタイン・ギャラリーが初参加する。日本に拠点を持つギャラリーは、ナンヅカ、ペロタン、ブラム&ポー、スカイ・ザ・バスハウスが名を連ねる。
同フェアはそのほか、3年以内に制作された作品を集めた「Nova」、若手作家にスポットを当てた「Positions」、歴史的なテーマで行うグループ展「Survey」などのセクションが設けられる。それらのセクションでは、カイロを拠点とするGypsum Gallery、ニューヨークのVito SchnabelとLomexがデビューを飾る。
アートバーゼルのCEO、ノア・ホロウィッツは声明で、「マイアミ・ビーチと南フロリダの文化的なパートナーや協力者、そして私たちの優れたチームによって実現された、世界のアート界を牽引する、また異文化交流の場を提供するショーとして、その強さを証明するでしょう」と話す。
アート・バーゼル・マイアミ・ビーチは現在、アート・バーゼルのフェア&エキシビション・プラットフォーム担当ディレクターのヴィンチェンツォ・デ・ベリスが率いているが、来年は現マイアミ・ビーチのディレクター、ブリジット・フィンに引き継がれる。アート・バーゼルは現在、スイス、香港、パリで行われており、パリは今年10月に第2回を開催する。(翻訳:編集部)
* 出展者一覧
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