ドーバー ストリート マーケットがLAのアートフェアとコラボ! KAWS × ナイキ、スターリング・ルビー × VANSなど、コラボ商品を多数販売
コム デ ギャルソンのデザイナー、川久保玲が夫とともに運営するドーバー ストリート マーケットがロサンゼルスのフェリックス・アートフェアでポップアップショップを開く。彫刻家のオスカー・トゥアゾンによって設計された店内には、KAWSやマイク・ケリーといった作家のコラボアイテムが多数販売されるという。
ロサンゼルスを舞台に今年で6度目の開催となるフェリックス・アートフェア(2月28日から3月3日まで)で、ドーバー ストリート マーケット(DSM)がポップアップショップを開くことが発表された。このポップアップは、フェアの舞台でもあるザ・ハリウッド・ルーズベルト・ホテルのボールルーム内で展開され、彫刻家のオスカー・トゥアゾンがデザインを手掛ける。
今回の企画のために準備されたのは、トゥアゾン × コム デ ギャルソン × フェリックス・アートフェアの財布とTシャツ、KAWS × Sky High Farm Workwear × ナイキによるスニーカー、デイビッド・ハモンズ × Denim Tears、スターリング・ルビー × VANSのスニーカー、マイク・ケリー芸術財団 x Brain Deadのグッズなど、錚々たる現代アーティストとファッションブランドによるコラボ商品の数々。ほかにも、ロンドンが拠点の気鋭デザイナー、キコ・コスタディノフとロサンゼルスのアートディーラーでフェリックス・アートフェアの共同創設者であるアル・モランによるアシックスの「OTTO 958」とリーバイスのコラボ商品がラインアップされている。
また、LAのブティック兼ウェルネスセンターであるTotal Luxury Spaによるアーティストシリーズの商品も並べられる予定だ。そこには、ローレン・ホールジーやコーリーン・スミス、シプリアン・ガイヤール、メリエム・ベナーニといったアーティストがデザインしたTシャツやパーカーが用意されるほか、自然保護団体「Parley for the Oceans」とのコラボ企画として、エド・ルシェやジェニー・ホルツァー、カタリーナ・グロッセ、ジュリアン・シュナーベル、ダグ・エイケン、デイヴィッド・ラシャペルといった豪華アーティストがデザインした海洋プラスチック製トートバッグも販売される。
さらに、コム デ ギャルソンの黒を基調としたコラボアイテムを扱う「blackmarket」、コム デ ギャルソンの2024年春夏コレクション、バルバラ・サンチェス=カネ、リック・オウエンス、JW・アンダーソン、マーク・ジェイコブス、チャールズ・ジェフリー、チョポバ・ロウェナ、アディダスといったブランドの商品も取り扱われる予定だ。
アル・モランは、「DSMは2004年のスタートから常に、アートやカルチャーとファッションの融合を試みてきました。その豊かな歴史を背景に、今回、フェリックス・アートフェアでファッションとアートのコミュニティが出会う場を創出するという考えに心が踊りました」とコラボレーションのきっかけを説明し、こう続けた。
「このポップアップショップの中心は、アートです。それを最も象徴しているのが、オスカー・トゥアゾンによるインスタレーションでしょう。今回のコラボレーションを通じて、ファッションとアートの新たな融合が実現できたと感じていますし、それを人々に体験してもらえることに心から興奮しています」(翻訳:編集部)
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